アウエーでの敗戦の借りをホームでしっかり返しました。
鈴木優磨の2ゴールでムアントン・ユナイテッドに勝ち切り、グループステージ首位突破を決めました。
決勝トーナメント初戦は広州恒大が相手。
ここからが本当の戦いです。
スタメンは直近の試合、J1第10節から3名変更。
金崎、小笠原、伊東に代わり、鈴木、永木、三竿雄が入りました。
【ACL採点&寸評】鹿島×ムアントン・U|鈴木と遠藤のハイパフォーマンスで常勝軍団が堂々の首位通過! | サッカーダイジェストWeb
■夢生がいないと連動性が出ない問題
この試合、金崎はベンチ外。
足の怪我、無理して出れなくはないが完全には癒えてないレベルなのかなと。
すでにグループステージ突破は決めてますので大事を取ったのでしょう。
金崎のいない前線は、個の力こそ劣りませんが、ピッチを縦横無尽に走ってボールを引き出す金崎がいないことで連動性に欠き、チャンスは序盤にあった2本のスルーからの土居ミドルぐらいでしたかね。
ペドロジュニオールは相変わらず窮屈そうなプレーが目立ち、周りとの意識のずれがまだありますね。時折光るプレーは見せてくれるので、もう少し待ちたいところですね。
そして、久しぶりの先発となった鈴木優磨。
試合開始から消えっぱなしで、てめえそろそろ仕事しろよ(*`Д´)ノ
とカツを入れようとしたところで仕事しました( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
遠藤からの裏へのスルーパスを受け、飛び出してきたGKの股を抜いて、ゴール左隅に流し込みました。
GKの飛び出しに助けられた感はありますが、長い距離を見事にコントロールした素晴らしいゴールでした。
■ダブルルンバ前に出すぎ問題
えぇ、もちろん永木、レオシルバのダブルボランチのことですw
2人ともボール奪取に優れていることからこのように呼ばれているんですが、前に出過ぎるのが玉に瑕なんですよ(´・ω・)(・ω・`)ネー
2人とも前に出て交わされて、真ん中がスカスカなんてことが結構ありました。
ムアントンは、スタメン9人がタイ代表だけあって、体格こそ劣るものの球際に強く、スピードもあり、ここまでグループ首位に立ってるだけはあるなあと思わせる相手でした。
それでも、クォンスンテの好セーブなどで耐えてましたが、前半終了間際に見事なミドルシュート一閃で追いつかれました。
シュートは見事なもので、クォンスンテとしてはノーチャンスでした。
それよりも、サイドでレオシルバが交わされて中に追い返され、中の土居が切り返しにあっさり交わされフリーで打たせてしまったのがまずかった失点です。
あれ?永木は?と思ったらもっと前に交わされてたみたいです...
後半に入ってから徐々に安定しだしたダブルルンバですが、スカパー解説では「疲れて前に出ていけなくなったからじゃないですかねw」と分析していてなるほどですな!と。
■石井監督交代カード残しすぎ問題
決勝点はまたしても鈴木優磨。
遠藤からの珍しい右足クロスに飛び込んでのヘディング。
の後に腕に当たったように見えますが、、、これが決勝点でした。
その後、危ないシーンは2つぐらいでしたかね。
クォンスンテが弾いたのがポストに跳ね返って、ムアントンの選手が折り返したのが昌子に当たってポストのシーンは運にも助けられた感があります。
もう一つの危ういシーンはクォンスンテが飛び出してボール奪えず相手を倒したシーン。一発レッドじゃなくてホントに良かったです。
徐々にムアントンにも疲れが見え始め、逃げ切りに成功したわけですが交代カードは結局1枚のみ。
石井監督、結構交代カードを残しちゃうことで有名なんですが、2枚残しは初めてなんじゃないかと。
レオシルバも永木も相当疲れてましたし、金森を入れてカウンターで追加点狙いにいく手もあった中で、なぜ2枚も残したのか真意を聞いてみたいところです。
次の試合はJ1第11節5/14(日)ホームでの神戸戦です。
ACLは決勝トーナメントに入ります。1回戦1stレグは5/23(火)アウエーでの広州戦です。
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