残り3試合となった1stステージ。
残り試合の差の関係で実質的には上にいる3位浦和との大一番となりました。
この対戦らしい緊迫感たっぷりな試合となりましたが、相手のパスミスからのカウンターで先制した1点を守りきり、リーグ戦のアウエーでは2009年最終節以来の勝利となりました。※対浦和としては2011年ナビスコ杯決勝以来の勝利があります
首位川崎とは勝ち点差1、残り2試合です。
スタメンはリーグ戦の前節甲府戦から2名変更。
ブエノ、伊東に代わり植田、西が入りました。
【J1採点&寸評】浦和×鹿島|対照的な攻撃陣の差。別格の存在感を示した金崎がMOM。浦和自力V消滅 | サッカーダイジェストWeb
■パスミスからのカウンターで大きな大きな先制点
序盤から鹿島-浦和らしい緊迫感のある試合になりました。
5トップ気味に攻勢を仕掛けてくる浦和に対して、4バック+ボランチの5~6人で対抗し、ボールを奪ってからの一気のカウンターを仕掛ける鹿島の構図でした。
前半はシュート数こそ勝っていましたが、展開としては五分五分で終了。
後半に入って早々に試合が動きます。
浦和宇賀神がまさかのパスミス。
マイナス方向へのパスがそのままカイオにわたり、そこから一気のカウンター。
サイドを駆け上がった柴崎のグラウンダークロスを金崎が押し込み、大きな大きな先制点をもぎ取りました。
中央を一気のスピードでドリブル突破しながらもフリーの柴崎にパスする選択をしたカイオ
ここしかない場所にワンタッチでピンポイントクロスを出した柴崎
ディフェンスの前に出て、体ごとボールをゴールへ押し込んだ金崎
3人でもぎ取った素晴らしいゴールでした。
スローで観ると、最後の金崎はオフサイドっぽいですけど...ね。
金崎は自身の出場試合4試合連続ゴールです。
■先制後受けにまわりすぎたのが反省点
いい時間帯に先制しましたが、その後は受けにまわり過ぎた感があり、防戦一方の展開となりました。
浦和が両WBを攻撃的な2枚に代えてきた影響もありますが、それにしてもです。
時折カウンターにという場面もなくはなかったですが、先制してからは一気に淡白になった感がありました。
出来不出来の差が激しいカイオ、今日はいいカイオでキレキレの動きで攻撃の起点になりましたが、先制後は一気に淡白になってしまいましたね。
本当にいつ失点してもおかしくありませんでしたが、昌子・植田の若きCBの成長が無失点の要因ですかね。
曽ヶ端もセットプレーのクロスに飛び出して触れなかったり、興梠の突破に飛び出したのに触れなかったりと非常に不安定でしてドキドキハラハラでしたので余計そう感じたのかも。
あと、昨日の場合は運がよかった、言葉を変えると浦和の拙攻に助けられた部分も大きかったですw
■久しぶりにトップで起用された若鹿鈴木優磨がPKで追加点
しつこいように2列目で起用され続けてきた鈴木優磨が久しぶりにトップで途中出場しました。
あの負けん気の強さは絶対トップでこその選手だと思ってましたが、後半終了間際にPKを獲得すると言う大仕事をしてくれました。
負けん気の強さでPKのキッカーを譲らなかった時は正直外す気しかしなかったんですが、、、意外に冷静に決めましたねw
■あと2試合、勝ち続けて川崎の取りこぼしを待つのみ
これで2試合少ない浦和との勝ち点差は6となり、得失点差で勝っているので、優勝を目指す上での相手は川崎のみとなりました。
直接対決はすでに終わっており、勝ち点差1で首位にいる川崎の取りこぼしを待ちながら勝ち続けるのみです。
6/18(土)
川崎vs福岡(アウエー)
鹿島vs神戸(アウエー)
6/25(土)
川崎vs大宮(ホーム)
鹿島vs福岡(ホーム)
残り2試合の組み合わせはこのようになっており、福岡には申し訳ないですが
両チームとも、神戸、大宮との対決がカギとなりそうですね。
試合はすべて19:00キックオフです。
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