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【第96回天皇杯 決勝】鹿島 2 - 1 川崎 満身創痍の中で勝ちとった価値ある19冠目

クラブワールドカップの激闘からわずか6日。

2016シーズン最後の戦いが始まりました。

クラブワールドカップの激闘の代償は大きく、主軸の金崎をはじめ、主力選手を体調不良で欠く、満身創痍での戦いとなりました。

 

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まず、準々決勝。

金崎、柴崎、西を欠く中、苦しい前半耐え忍ぶと、赤崎のスーパーゴールで先制。

小笠原への裏への山なりのパスから中村が囮で潰れ役となり、赤崎が角度のないところから飛び出してきたGKの脇をかすめての素晴らしいゴールでした。

その後、PKを取られるも、曽ヶ端のスーパーセーブで1点を守りきり、準決勝進出を決めました。

 

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中4日での準決勝。

柴崎は戻ってきたものの今度は遠藤が離脱。

金崎、西も戻ってこれずで引き続き苦しい布陣。

斎藤、マルティノスの両サイドに裏を取られまくる苦しい前半でしたが、昌子を中心とした守備陣が踏ん張りました。昌子、クラブワールドカップの激闘を経て、一つ上のレベルに達した感があります。

ぜひ来年は日本代表のレギュラーを掴み取って欲しいものです。

横浜の攻めを耐え忍ぶと、見事としか言いようがないカウンター一閃で先制。

決めた土居は、天皇杯でも運動量が衰えず、MVP級の力を発揮してくれました。

後半も、切り札中村俊輔を投入してきた横浜に押される一方の展開でしたが、鹿島の切り札鈴木優磨がしたたかに追加点を決めて勝負あり。

元日の決勝へと駒を進めたのでした。

 

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そして決勝。

金崎は結局戻ってこれませんでしたが、遠藤と西は間に合いました。

 

【天皇杯決勝|採点&寸評】鹿島×川崎|鹿島が二冠達成!攻守に際立った柴崎岳がMOM | サッカーダイジェストWeb

 

■攻勢を耐え忍び、したたかに先制といういつも通りの展開

天皇杯に入って、攻勢を耐え忍ぶ試合が続いています。

相手が強いと言うのは当然ありますが、連戦が続いていて、スタミナ的に不安を抱えていることから来る戦術的な選択なんだと思います。

この試合の川崎は、攻め急いでいる感がありましたが、それでも攻勢を受け続ける展開。

その中でもセットプレーのワンチャンスを活かしての先制はしたたかとしか言いようがなく、クラブワールドカップの経験がそうさせるのだろうなと考え深くなってしまいます。

決めた山本は前半でお役御免。

準決勝で足を負傷していたので、多分ぎりぎりの状態だったんでしょうね。

 

■90分で勝てず力尽きるかと思われたチームを救ったファブリシオの一撃

後半に入り、三好を投入しギアを上げてきた川崎に追いつかれました。

山本に代わって入ったファンソッコの入りが悪く、小林悠のスピードについていけず決められました。

その後も川崎が押し込み、鹿島がカウンターを狙うという展開が続きました。

連戦でのスタミナに大きな不安を抱える中、90分で試合を決めたいところでしたが足が止まり始める中、後半終了。

攻める力は残っていないように見え、これは守りきってPK戦に持ち込むしか勝つ道はないのではと思われましたが、そんなチームを救ったのは最後の交代で投入されたファブリシオでした。

CKの流れから、優磨が頭で流して、西がタッチしたこぼれ球に対して右足を振り抜き、ゴール右上に突き刺さりました。

カイオの後釜として加入したもののなかなかチームにフィットせず、この試合を最後にチームを離れることが濃厚な助っ人が最後に大仕事をしてくれました。

 

■2016シーズンを二冠で終える

2016シーズンはリーグタイトルと天皇杯の二冠で終えることができました。

チャンピオンシップからの1ヶ月ちょいの激闘凄かったですね。

短いオフになりますが、しっかり心身を休め、新しいシーズンを迎えて欲しいものです。

 

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