ワールドカップが終わり、2か月ぶりにJリーグが再開しました。
11位に低迷する要因となっている得点力不足が解消されたかのような3得点でしたが、植田、昌子のいない守備陣が3失点を喫し、勝ち点1に終わりました。
1試合消化が少ないとはいえ、順位は13位で降格圏の16位G大阪とは勝ち点差4と迫ってきています。
スタメンは中断前最後のリーグ戦となった15節仙台戦から6名変更。
金崎、中村、小笠原、伊東、植田、昌子に代わり、鈴木、安部、三竿健、西、犬飼、町田が入りました。
【J1採点&寸評】磐田3-3鹿島|ともに逆転弾を奪いながら守り切れず…MOMはチームを敗戦から救った土居 | サッカーダイジェストWeb
■植田いない昌子いない夢生もいない...
【お知らせ】植田選手のベルギーリーグ1部セルクル・ブルージュKSVへの完全移籍に関して、クラブ間の基本合意に達しました。
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2018年7月12日
植田選手のコメント・詳細に関しては、公式サイトをご覧ください:https://t.co/lOfyjRbKth #kashima #antlers pic.twitter.com/hQhUPDrT63
ワールドカップでは出番に恵まれなかったもののベルギーへの移籍が決まった植田。
海外で経験を積んで、次のワールドカップでは昌子とのコンビで出て欲しいですね!
その植田に加えて、昌子も欠場で不動のCB2枚を欠くことになり、さらにさらに金崎もいない...
もうどないなっとるねん(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
ペドロジュニオールは期限付き移籍しましたしレオシルバもベンチ外と、一気に層が薄くなってしまった印象で、これからの超過密日程を戦い抜けるのでしょうか?
■新布陣の磐田の不出来に助けられた感のある痛み分け
ということで主力を欠く中で迎えた中断明け最初の試合でしたが、試合全般を通しての感想としては、メンツの割にはよくやれてたのかなと。
何て言うか、中断前よりも繋がりが出てきてる感じがしましたね。
中断前には見られなかった一体感見られる雰囲気はおっ!と思わせたんですが、なかなかアタッキングサードまで運べずにいるとあっさりと先制点を許します。
右サイドからの単純なクロスから簡単に失点してますなヽ(`Д´)ノ
この試合CBに入った犬飼、町田が後ろから入ってきた上原の存在をケアできてなかった感じですね...
中断前の得点力を考えるとこれで一気に苦しくなったか...と思ってたところで同点に。
右サイドに流れてた安部が浅めからファーへクロス。
ファーの鈴木が頭で落としたところに遠藤が左足一閃。
鈴木がファーで合わせるってのこの試合で多くて、大岩剛にしては珍しく狙いが見えましたね( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
しかし、この同点ゴールで遠藤が足(恐らく左足ハムストリング)を痛めて交代。
軽傷であることを祈るばかりですが、ただでさえ層が薄くなっているところに遠藤の離脱は痛すぎますね...
前半はこのまま1-1で折り返し。
一見よくやれてるように見えましたが、新布陣試行中の磐田の不出来に助けられたようにも。
セカンドを結構拾えてましたが、それも磐田が慣れない布陣であちこちに穴ができていたからかなと。
後半に入っても流れは変わらず、磐田のミスから一旦は勝ち越しに成功します。
磐田のバックラインでの繋ぎのミスをかっさらった中村から安部に渡り、飛び出してきたカミンスキーをあざ笑うかのようなループシュート。
安部は立ち上がりこそボールロストが目立ちましたが、尻上がりに調子を上げてきてましたね~
だからこそ、得点直後の交代は残念で、これで試合の流れを持ってかれた感じがあります。
[ 名波 浩監督 ]
後半の10分、15分まで我慢して、システムを変えようと。そしていつもやっていた[3-4-3]に戻して、相手のサイドが高い位置を取れないような状況をまず作り出すことが一つかなと。
https://www.jleague.jp/match/j1/2018/071806/coach/ より一部抜粋
名波監督が試合後に語っているように、システムを元に戻したタイミングも重なったことで磐田の反撃に屈する形に。
同点は後半途中から入り反撃の流れの中心になった山田。
狭いスペースを抜けてきた松浦のシュートは3人がかりでブロックして潰したもののルーズになったボールに山田が飛び込んできての狙いすました右足インサイドがゴール右上をぶち抜きました。
これで流れは追いついた磐田に持っていかれ、5分後に逆転ゴールが。
川又らしいゴールでしたね...
左サイドからのアーリークロスにニア入った川又がヘッドで逸らして、クォンスンテの頭上を抜いてファーサイドに吸い込まれていきました。
これで終わりか...orz
と思いましたがまさか追いつけるとは( ̄○ ̄;)
鈴木のポストが光る同点ゴールでした。
中央で収めた鈴木が右サイドの裏に出すとそこに抜けてきた山口が中にグラウンダークロス。
そこに飛び込んできた土居が押し込みました。
試合はこのまま3-3で終了し、再開初戦は壮絶な打ち合いの末の痛み分けに終わりました。
よくぞ追いついたと言うのはありますが、新布陣試行中で正直出来の良くなかった磐田相手の勝ち点1に対しての評価は難しいのかなと。
攻めの形が見えたところに可能性は感じますが、スペースがあったからこそできたと言う見方もできますので、少なくてもこの試合だけでは判断できないですね...
次節は7/22(日)ホームでの柏戦です。
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