ACLグループステージも折り返し地点の第3節。
オーストラリアのブリスベンを雨のホームに迎えての一戦でした。
スタメンはACL前節、ムアントン・ユナイテッド戦から6名変更。
ペドロジュニオール、赤崎、レアンドロ、中村、三竿雄、クォンスンテに代わり、
金崎、鈴木、遠藤、土居、三竿雄、曽ヶ端が入りました。
曽ヶ端は今季公式戦初出場。
【ACL採点・寸評】鹿島×ブリスベン|見せつけた地力の差!無失点&1ゴールの植田をMOMに | サッカーダイジェストWeb
■予想外だったブリスベンの強さ
前節、蔚山に大敗していたこともあってか、正直なところ与しやすしな相手と思っていたブリスベン。
ところがどっこい、前線からよく追いかけ、寄せも早く、少ない手数で裏を狙ってくる非常に手強いチームでした。
前半はあまりいい形でフィニッシュまで持って行けず、逆に決定機をいくつか作られましたが、今季公式戦初出場の曽ヶ端の好守で点は許さず。
■伊東→優磨のホットライン
前半はこのままスコアレスで終わるかと思った43分にスコアが動きます。
右サイドを駆け上がった伊東からのピンポイントクロスが真ん中で何故かドフリーになっていた鈴木優磨がダイレクトボレー。
リーグ戦に続いての伊東→優磨のホットラインが決まりました。
ここまでチャンスらしいチャンスもない中でいい時間に先制できたのが大きかったですね。
■交代カードが功を奏した2得点で引き離す
前半終了間際に先制し、2点目取れるチャンスもありましたが決められず、試合は1-0で後半へ。
後半に入ってからブリスベンが盛り返してきたせいなのかは不確かですが、鹿島の守備が緩くなった隙を突かれピンチが続く時間帯となりました。
失点するのも時間の問題と思われましたが、いつもと違う交代カードが功を奏し、流れを引き戻します。
小笠原を投入し、守備を引き締め、西を投入し、右サイドで攻撃のリズムを作りました。
2点目はCKから。
植田のヘディングはGKに阻まれたかと思いましたが、ファンブルしたのを植田が再度押し込んだ形。ちょっとファールっぽい感じもしましたが...
これで気落ちしたブリスベンの隙をしたたかに突いた形が数分後の3点目。
引いてボールを受けた金崎から遠藤が受けて、落ち着いて切り返してからの左足。
この試合いくつか惜しいシュートがあった遠藤、得意な位置(通称遠藤ゾーン)からの得点でした。
終わってみれば3-0の快勝ですが、点差以上に僅差のゲームであったと言えます。
前半に点が取れてなかったら、後半追加点とれてなければ...どう転んでいたかわからない試合でした。
ACL次節は4/12(水)アウエーで同じブリスベンとの戦いです。
アウエーでは今日以上の力を出してくるでしょう。油断なりません。
リーグ戦次節は、3/18(土)アウエーでの清水戦です。
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