週中の天皇杯で初戦敗退を喫し、降格圏に沈む松本山雅を迎えてのホームゲームは何としても勝ちたかったゲームでしたが、降格圏を抜け出すために何をしてでもアウエーで勝ち点を持ち帰るという相手の執念に上回れた感じです。
早い時間に先制するも相手に主導権を渡して追いつかれてからは、何度かあった決定機も防がれ勝ち点1に終わりました。
スタメンはJ1第17節仙台戦から1名変更。
菅に代わり、白井が入りました。
4日前の天皇杯2回戦からは9名変更。
■総評
・早い時間に先制したことで緩んでしまった?
・先制後も後半のような戦い方で畳みかけて試合を終わらせるべきだった
・チャナティップ不在の影響は大きすぎる
開始7分で先制した時は、今日は一方的な試合になるかもな(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
とか思ってごめんなさいm(__)m
前節に続いて、ジェイを頂点に、アンデルソンロペス、鈴木とトリプルタワーを前線に並べてきて、3選手の強さと高さを生かしてきた中での先制点でして、このまま個の力で押し続けて追加点奪えれば勝ち点3に大きく近づきそうなそんな予感のする先制点でしたが...
先制された後、当然ではあるのですが反撃に出てきた相手に対して、重心を後ろに置きながらのカウンター狙いにシフトした感じの札幌。
それは決して悪くはなかったんですが、カウンターの質がよくなかったんですよね...
一本だけジェイが完全に裏取ってGKと1対1になったシーンがあって、せめてそれを決めていれば...でしたがそれ以外はむざむざと相手にボールを渡してしまうような精度の悪さでした。
前半の内に試合を決め切れるポテンシャルはあったと思うんですが、少し受けに入ったのと、カウンターの質の悪さで流れを相手に渡してしまった中での同点ゴール。
これは難しい試合になるな...と前半を終わった段階での感触でした。
ハーフタイムで修正してきたようで、後半は札幌がペースを取り戻します。
前半とは変わり、繋ぎながら相手の出方を伺いながら穴を突くという本来のサッカーに戻してきたようでして。
それこそあと一歩いや半歩までゴールに迫ったのですが、今日は決まらない日なのかあああって試合あると思うんですけど、運にも見放された格好で勝ち越しゴールはついに奪えず。
運がなかったのもあるとは思うんですが、松本山雅の執念がゴールを割らせなかったってのもあると思うんですよね。
そしていろんな見方はあるとは思いますが、チャナティップを欠き、トリプルタワーを並べている前線は迫力満点ではあるのですが、似たようなタイプが揃っていることで、時間の経過とともに対策がしやすくなっているのかなと感じておりまして。
かといってチャナティップの役割をこなせる選手はいるわけがなく、戻ってくるまではこのメンバーでやっていくしかないので、アンデルソンロペスか鈴木をジョーカーとして残しておくという手もあるのかなと思うわけです。
▼'7 白井(札幌) 北海道コンサドーレ札幌 1 - 0 松本山雅FC
トリプルタワーの強さを素直に生かす狙いが強かった立ち上がりの時間帯の先制ゴール。
左サイド鈴木が突破してサイドに張っていた福森に流してから、福森ダイレクトクロスにジェイどんぴしゃヘッドはポストに嫌われるものの跳ね返りを白井が胸トラップから押し込みました。
両チームとも棒立ちで見送る選手ばかりの中、一人だけ詰めていたのが白井でしたね。
▼'31 當間(松本) 北海道コンサドーレ札幌 1 - 1 松本山雅FC
これはもう執念で押し込んだ、松本らしい泥臭いゴールですね...
細かいことを言えばキリがないですが、これは素直に相手の執念を称ええるしかないゴールかなと。
次節は7/13(土)アウエーでの大分戦です。
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