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【2021 J1 第1節】北海道コンサドーレ札幌 5 - 1 横浜FC 運も味方につけた開幕戦大勝

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2021年開幕戦のスタメンはご覧の通り。

昨年はシャドーが主戦場だった駒井がボランチに入ったことで攻撃に厚みがでましたかね。 

 

■ハイライト 

www.youtube.com

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■総評 

・開始早々の2得点が大きかった

・2シャドーのクオリティーが勝因 

・相手に何もさせず、点差以上の価値がある開幕戦

 

■感想 

5-1の大勝、そして攻守に圧倒し、まさに相手に何もさせなかった内容面からも完勝と評価していい2021開幕戦でした。

 

開始早々の2得点は、試合の主導権を完全に握るとともに、チームに大きな自信を与え、それが思い切ったプレーに繋がったことが5得点という結果を生み出したと言えます。 

 

開始早々の2得点はともに相手にリフレクションしてのゴールインで、運の要素が強かったゴール。

この2得点がなければ、もっと緊迫したゲームになったであろうことは想像でき、運も味方につけた完勝だとも言えます。

チームに勢いをつけ、自信を与える勝利ですが、毎試合このような展開になると思ってたら痛いしっぺ返しをくらうことになると思います。

 

個々の選手について見ていくと、1トップのアンデルソンロペスの前への圧力、推進力も効いていましたが、2シャドーの存在が勝利に大きく貢献していたように感じました。

 

昨年、度重なる負傷でシーズンをほぼ棒に振ったチャナティップ

今年は万全の状態で開幕戦を迎えたようで、持ち前のキープ力で攻撃の起点となるとともに、3点目の起点となった裏へのパスも冴え、さらには5点目となる今シーズン初ゴールを決め、やはりこのチームには欠かせないピースであることを証明しました。

今年こそ怪我なく1年を過ごして欲しいですし、それがチームの浮沈のカギを握っていると思います。

 

そして、新加入の大卒ルーキー小柏。

昨年も特別指定選手として数試合に出場していますが、キャンプからチームに入っていることで戦術の理解度が深まったようですね。

攻撃にピースとしても貢献はできていて、点が取れていれば自信がついてさらに勢いが出たことでしょうが、この試合で大きく貢献したと思うのは守備面でして。

 

"鬼プレス"と言っても差し支えないほど、前線から何度も何度もスプリントして相手にビルドアップする暇も与えずでした。

瞬時にトップスピードに乗れるスプリント力が彼の持ち味なんでしょうね。

カウンター時も真っ先にスプリントしていて、札幌の大きな武器になると感じました。

彼と、この日2ゴールを決めた金子のいる右サイドは相手にとって大きな脅威となると思います。

 

最後に、試合後のペトロヴィッチ監督のコメントで、試合中には気がつかなかった部分について触れておきます。

[ ペトロヴィッチ監督 ]
--守備についての評価は。
昨年から継続しているプレッシングですが、ときおり外されることもあります。そうした中で宮澤(裕樹)が全体をカバーするやり方は昨季からやっていたが、守備ラインの前後で彼がバランスを整える良い仕事をしてくれたと感じています。
https://www.jleague.jp/match/j1/2021/022701/coach

 

マンツーマン気味のプレッシングをオールコートで行う守備戦術は、それを外されるとすぐピンチに繋がり、昨シーズン取り組み始めた当初はそこから失点を重ねというシーンが山積されましたが、これに対する対策の一つがボランチの一人(この試合だと宮澤)をフリーマンにして全体をカバーさせることなんでしょうね。

 

■得点シーン

 

2021年チーム最初のシュートが初ゴールとなりました。

ブロックに入ったディフェンスの足元に当たってコースが変わってのゴールインと、運を味方につけたゴールでした。 

 

 

2点目は今年からストライカーに与えられる背番号9を背負った金子。

こちらもブロックに入ったディフェンスにリフレクションして角度が変わってのゴールインと、運を味方につけた感は否めませんが、昨年であればクロス一択であった場面でシュートを選択したことが成長の証しなのかなと思うわけです。 

 

 

ビルドアップを阻まれてから、ショートカウンター的に一気にやられてしまいましたね... 

クロスを上げられるまでの場面は運の要素もあって、しゃあないかなと思いますが、中央に人が足りなかったのが失点につながりましたね。

 

 

チャナティップの裏へのノールックパスが決め手ですが、それを予測して裏を取る動きをしている小柏を見ると、練習しているあろうパターンであることを伺わせますね。

アンデルソンロペスも難しい高さに入ったのを胸でよく押し込みました。

 

 

前半ラストプレーで、アンデルソンロペスが中盤で奪いきってからのショートカウンターを金子が決めきりました。

1点目と同じ右45度から切り替えしての左足で、この形が得意なんでしょうね。

 

 

駒井が深くえぐってからのマイナスの折り返しはアンデルソンロペスを狙ったと思われますが、少しマイナス過ぎて...とそこに飛び込んできたチャナティップ押し込むと。 

私がチャナティップに期待しているのはこういうゴールなんですよね。

今年、彼が二けた得点上げることができたとき、札幌はどのぐらいの順位に入れるか...楽しみです。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は3/6(土)アウエーでの名古屋戦です。

週中にはルヴァンカップも開幕。

3/3(水)アウエーでの福岡戦です。

 

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