遂に勝ち点で2位松本に並ばれました。
前節快勝の勢いをアウエーに持ち込めず、先制するも逆転負けを喫しました。
先制した試合では今季初の逆転負け。
残り2試合勝ちきらないとJ2優勝はおろか、J1昇格プレーオフにまわる可能性が出てきました。
スタメンは前節から2名変更。
菊池、河合に代わり、進藤、増川が入りました。
■強い風が試合の流れを大きく左右した
ホームでの快勝劇から中二日。
前日に雪降る札幌から移動してきた選手たちの動きは一様に悪いように見えました。
前線から激しくプレスしてくる徳島に満足にパスを繋げず、球際で負けて、セカンドもことごとく拾われてと、それは酷いあり様でした。
相手も中二日ですから言い訳はできませんが、前節の疲れは札幌の方が強かったように思います。
ボールが大きく戻されるほどの強風のコンディションの中、風下の前半は耐え忍ぶ展開かと思いましたが、セットプレーから先制に成功します。
福森のCKを増川が足で触り、コースが変わったところにジュリーニョがジャンピングキックで押し込みました。
これが前半32分で、このままのスコアで前半が終わってれば、試合はどう転んでいたかわかりませんでしたが、前半ATに一瞬の気の緩みで追いつかれてしまったことで試合の流れを持って行かれた感があります。
GKのフィードが追い風に乗って直接札幌ゴール前に。
増川が目測を誤っている間に、相手FWにボールに触られ、必死に手を伸ばすクソンユンの脇を掠めゴールイン。
風が強いことと、前半終了間際という時間帯も鑑みてのリスクマネジメントが足りなかったのかなと。
それでも後半、風上に立つことで突き放すことを期待しましたが、同点に追いついた徳島がホームの地の利を生かして攻勢を続けました。
勝ち越しゴールも強風を味方につけたゴールでした。
風下を利用して巻き気味に放ったミドルシュートは惜しくもポストを叩きますが、こぼれ球をしっかり詰めて楽々と押し込みました。
札幌は運動量に乏しく、選手間の距離が遠くパスが繋がらないままで、選手交代でも局面を打開できずそのまま試合終了。
堅い守備に定評のある徳島相手に追いつき追い越すだけの力は残ってませんでした。
ここ4試合で3敗目を喫し、2位松本に遂に勝ち点で並ばれることとなりました。
■J1昇格、J2優勝への道
2位松本、3位清水がともに勝ちました。
1位:札幌 勝ち点81(+31)得点63
2位:松本 勝ち点81(+30)得点58
↑↑↑↑↑自動昇格圏↑↑↑↑↑
3位:清水 勝ち点78(+46)
4位セレッソ大阪の3位以下が確定し、自動昇格圏争いは札幌、松本、清水の3チームに絞られました。
何とか首位を保った札幌がまだ有利なのは間違いがないのですが、現在の勢いからはそうとう追い込まれた感があります。
3ヶ月以上勝ち星のないアウエーで次節勝利を掴めるかが大きなカギになりそうです。
一応ですが、次節も札幌がJ1昇格を決める可能性はあります。
今節と一緒で
・札幌が次節勝った場合は、清水が引き分け、負け
・札幌が引き分けた場合は、清水が負け
の場合に札幌のJ1昇格が決まります。
でも清水も負けそうにないですね。。。
次節は、11/12(土)
13:00 千葉 vs 札幌
14:00 町田 vs 松本
15:00 清水 vs 岡山
以上の組み合わせとなります。
先に勝ち、プレッシャーを与えたいですね!
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