開幕から7戦勝利なしで最下位に低迷する山形に乗り込んでの試合。
前半途中で落雷により試合が40分中断するなど荒天の中で難しい試合となりました。
前半に先制される苦しい展開の中、後半頭から内村を投入して流れを引き寄せ同点に追い付きましたが、勝ち越しまでは至らず。
最下位相手に勝ち点2を落とした格好になりました。
スタメンは前節から1名変更。
上原に代わり、怪我から復帰したマセードが入りました。
■落雷で試合が中断される荒天の中の試合
今季7戦勝ちなしで最下位に沈む山形相手に先制される苦しい展開。
DFラインが低く、攻撃陣との間が空き、攻守のバランスが悪い状態で得点の香りが全くしないまま試合は進みます。
マセードがペナルティエリア内で後ろから相手に倒されるも、逆にシミュレーションでイエローもらうという謎判定もありましたが。
試合自体はそれはもう眠たくなるヽ( ´O`)ゞような観どころのない試合でしたが、天候は急変し、近くに雷が落ちた影響で前半37分に40分中断が入りました。
中断後、落雷こそなかったものの、急激に風雨が強くなり、落雷の可能性があり、審判団の判断は適切だったと思います。
■後半頭から内村投入で流れを引き寄せる
札幌は後半頭から内村を投入。
各紙の予想ではスタメンに上げるところもあるほど好調が伝えられていた内村の投入で流れを引き寄せることに成功しました。
ジュリーニョが一列下がってトップ下で攻撃の起点になり、攻撃が活性化します。
同点の起点もジュリーニョから。
サイドに流れた都倉へのロングパスが通り、都倉が中に切れ込みグラウンダーのクロスを内村がワンタッチでゴールに流し込みました。
内村は嬉しい今季初ゴール。
■2、3枚目の交代で引き寄せた流れを手放してしまったか
その後も押し気味に試合を進めますが勝ち越しまでは至らず。
山形の足が完全に止まり、勝ち越しも時間の問題と思われましたが、2、3枚目の交代で引き寄せた流れを手放してしまったようです。
2枚目の小野伸二投入で4バックに変更したようですが、これにより山形に付け入る隙を与えてしまい、カウンターを食らうように。
さらに3枚目の上原投入でポジションが不確かになった感じで攻撃の勢いが失われた感じです。
これは投入された選手のせいと言うよりは指揮官の采配のせいなのかなと感じました。
特に久しぶりの小野伸二はキレのあるパスに可能性を感じさせましたので、ジュリーニョに代わってトップ下に入っていれば結果は変わったかもしれません。
前半の出来を考えれば恩の時の勝ち点1ではありますが、昇格を目指すは痛い最下位相手の勝ち点1であったとも言えます。
次節は首位をひた走るセレッソ大阪を札幌ドームに迎えての一戦。
序盤の大一番になるでしょう。
4/23(土)13:00キックオフです。
↓ランキングに参加しています