試合開始時点で31℃ながらも湿度が低く、比較的戦いやすかったはずの真夏の京都ですが、いつもと布陣を変えて3バックでミラーゲームを挑んで来た京都の術中に見事にハマった感のあるスコアレスドローでした。
真夏のアウエーでの勝ち点1は最低限の結果ではありますが悪くはない結果です。
スタメンは前節から3名変更。
上里、河合、金山に代わり、深井、増川、クソンユンが入りました。
リオ五輪から帰国したクソンユンは第23節岡山戦以来、およそ一ヶ月振りの出場です。
■ミラーゲームを挑んで来た京都
いつもは4バックの京都が3バックにしてミラーゲームを挑んできました。
そういえば山口もいつもの形を捨てて札幌対策をしてきましたよね。
それだけ、快進撃を続けている札幌を研究していることの証であり、この試合に関しては見事に術中にハマった感が否めません。
ただでさえリーグで3番目に失点数の少ない京都が5バック気味に守りを固めてきてはさすがに苦しかったですね。
慣れない布陣のせいか、序盤はちょこちょこスペースが空いてましたが、そこを突くことはできず、時間とともにそのスペースもなくなって攻め手がなくなった前半でした。
ポゼッションはしてましたが、どちらかというと持たされていた展開でしたね。
後半頭からマセードを投入し、サイドから攻撃を活性化し押し込みはじめましたが、それも長く続かず、逆にパスカットからカウンターを受ける場面も目立ち始めました。
小野伸二を投入しても流れは変わらず結局スコアレスドローに終わりました。
都倉がいつもに比べて前線での迫力に欠けたのも大きく、ヘイスがいればという試合でもありました。
■決定機を与えなかった守備陣は及第点
1ヶ月振りにクソンユンが戻ってきた守備陣は、エスクデロを中心とした攻撃を無失点に抑えました。
エスクデロ以外にゴールに迫れそうな選手がいなかったのも大きかったですが、クソンユン・増川・深井のセンターラインは安定感抜群でした。
それだけに、膝の違和感で途中交代した深井の状態が心配ですね。
次の試合は、熊本地震のため延期されていたホームでの熊本戦です。
8/25(木)19:00キックオフ。
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