アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶ\(^O^)/

アントラーズらぶコンサドーレらぶJリーグらぶな札幌在住のSEが語ります。

【J1 第6節】札幌 3 - 0 名古屋 今季ベストゲームでJ1に戻ってきた名古屋を完全粉砕

 

一年でJ1に 戻ってきた名古屋をホームで完全粉砕しました。

名古屋のキーマンであるシャビエルを欠いていたとは言え、相手の良さを完全に封じ込めた内容は間違いなく今季ベストゲームと言えます。

 

f:id:nvtomo:20180407170730p:plain

 

スタメンは前節から1名変更。

深井に代わり、荒野が入りました。

 

www.youtube.com

 

【J1採点&寸評】札幌×名古屋|MOMは衝撃バイシクル弾のストライカー! 攻撃志向の両監督の采配は? | サッカーダイジェストWeb

 

■同じポゼッション志向でも違うサッカーだった両チーム 

名古屋を率いる風間監督と札幌を率いるペトロヴィッチ監督。

ともにポゼッション志向という点では共通しておりますが、実際に両チームの戦いぶりを観ていると、その中身はまるで違うことに気が付きました。

ショートパスを中心に狭い局面で短く繋いでいきながら裏を狙ってくる名古屋に対して、札幌はピッチの横幅を広く使いながら比較的長めのパスで裏を狙って来ていました。

札幌も後ろで回しているときは短いパスが多いですが、相手の穴を見つけると一気に裏を狙った長いパスが入ってきてました。

ショートパスを中心にしながらスイッチを入れてくる名古屋の楔をことごとく札幌がカットできていたのに対して、札幌のピッチを広く使った裏へのパスに対して名古屋は対策できておらず、試合は序盤から札幌が主導権を握る展開に。

 

■シャビエル不在が大きかった名古屋 

名古屋の攻めを防げたのは、攻め方への対策ができてたってのは当然あるでしょうが、それに加えて名古屋のキーマンであるシャビエルを欠いていたのが非常に大きいように感じました。

2年前まで風間監督が指揮していた川崎で言うところの中村憲剛をイメージしてもらえるといいのですが、ショートパスを繋いでリズムを作り、楔の縦パスでスイッチを入れてくる風間サッカーは慣れてくると単調で比較的対策しやすいのですが、中村憲剛やシャビエルのようにそこに変化を出せる選手がいることで、一気に対策が難しくなるという側面を持っています。

変化を出せるつまり違いを出せるシャビエルがいないことで、名古屋のサッカーは単調になり、前線のジョーも全く活きない試合となりました。 

 

その名古屋に対して主導権を握った札幌でしたが、決定機は作り出すもゴールネットを揺らす場面まではなかなかいけませんでした。 

 

そんな中、札幌がようやくゴールネットを揺らしたのは前半26分。 

得意のセットプレーからでした。 

 

www.youtube.com

 

福森のCKに対してファーに飛び込んできた進藤のヘッド。 

この日何度目かわからないCKでひたすらファーを狙ってきましたが、これ決まる前も進藤に合わせてきてました。 

進藤の手前で都倉が潰れているのも影のアシストと言ってもよい、先制点の場面でした。 

 

■もう一皮むけると量産体制に入りそうな三好

先制後もペースを緩めることなく主導権を握り続けた札幌ですが、2点目はなかなか奪えず。

まあ簡単に言えば最後の場面での精度が悪くと言ったところなんですが、その内の一人が三好ですかね。

今年、川崎から期限付き移籍してきた東京五輪世代の主力で、札幌加入後もリーグ戦は全試合スタメン出場を続けている期待のホープです。

シャドーの位置に入って、攻撃の核になっていることは間違いがないのですが、ボールの持ち過ぎやパスのセレクトなど、まだまだ若さのあるプレーっぷりが目立ち、この試合でもチャンスを自らふいにするって場面が目立ちました。

もう一皮むけてシンプルなプレーができるようになると、得点そしてアシストも量産体制に入るのでは...と私は期待しております。

 

■簡単なシュートを外し続け、難しいシュートを決めてヒーローになった都倉

そして都倉ですよ。

どうしてこんなにシュートが下手なのか...ってぐらいGKとの1対1決めれないですよね...

都倉ってサッカーに対して結構哲学的に語る場面が多いのですが、実際のプレーはそれに反してパワー頼みなので、ちょっとテクニックを持ってれば造作もなく決められる場面で余計な力が入るんですかね...

そしてパワーがあるので、どうしてこんなの決まるんだよってスーパーゴールも数年に一度決めるって言うね( ゚∀゚)・∵. ガハッ!! 

というのがこの日の2点目のゴールです。 

 

www.youtube.com

 

菅からスペースに出たパスに抜け出したのはジェイ。

そこからジェイはゆるふわクロスをセレクト。

ボールはファーサイドにいた都倉の斜め後ろでそのまま打つのは難しい場面でしたが、筋力を生かしてのジャンピングボレーがゴール右隅に決まりました。

都倉のジャンピングボレーは見事で、今節はもちろん年間ベストゴール級とも言えるスーパーゴールなんですが、それを引き出したジェイのゆるふわクロスのセレクトも見事と思います。

都倉の高さそしてパワーを活かすことを念頭に置いたクロスであることは間違いなく、ジェイのサッカーセンスの高さが垣間見えるアシストでした。 

 

そして試合は櫛引の3点目(オウンゴール)で勝負あり。

ゴール支配率では42%:58 %と圧倒されましたが、シュート数では24:9と圧倒し、それが試合の結果にも出ましたね。

 

ロシアW杯中断に向けて過密日程になってくるJ1リーグ

次節は中三日4/11(水)に開催されます。

ホームに湘南を迎えます。

 

↓ランキングに参加しています

にほんブログ村 サッカーブログ コンサドーレ札幌へ