ついに10試合負けなし(7勝3分け)となりました。
下位に低迷しているとは言え連勝で上り調子のG大阪相手で厳しい戦いが予想されましたが、攻守に質の高さで勝った前半に先制し、G大阪が選手交代でギアを上げてきた後半は防戦一方になりながらもワンチャンスを生かしての追加点と、これまでに見たことのないしたたかさを見せての快勝。
勢いだけでなく自力もついてきていることを証明し、がっちり3位をキープしました。
スタメンは前節から4名変更。
内村、早坂、宮吉、石川に代わり、都倉、三好、チャナティップ、キムミンテが入りました。
■攻守に質の高さを見せて成長を示した前半
遠く九州でのアウエー戦から中二日と厳しいスケジュールながら、前線の3人を遠征に帯同させないと言う思い切ったターンオーバーを行った効果はあったようで、序盤から押し気味に試合を進めました。
攻撃面はピッチの横幅を一杯に使ったダイナミックなサイド攻撃を中心にしつつも、1トップ2シャドーを使った裏抜けでの中央突破も混ぜつつ多彩な攻撃で的を絞らせません。
守備面では早めのパスカットがよく決まり、ピンチになる場面が少ない前半でしたが、ビルドアップミスでピンチになる場面はありましたねw
ということで攻守に質の高さを見せつけた前半でしたが、先制点が取れてなかったら苦しい試合になっていたでしょうね。
先制点は39分、左サイドのエンドラインぎりぎりで菅がボールを止めたところから生まれます。
菅が後ろに戻して福森がダイレクトでアーリークロス。
クロスはディフェンスに弾かれますが、こぼれ球を深井がダイレクトボレーで押し込んで、主導権を握っていた札幌が先制。
前半を1-0で折り返します。
■防戦一方の後半、ワンチャンスを生かしての追加点
1点ビハインドとなったG大阪は後半頭からボランチに代えてFWを入れると言う攻撃のカードを切り、ギアを上げてきました。
それに加えて、風下となった後半は、前半から一転して防戦一方に。
三好に代えて荒野を入れ、3ボランチで対応しましたが相手の勢いを止められず。
風下となったことでロングパスの精度が落ちて通らなくなっていて、それこそいつ追いつかれてもおかしくない流れでしたが、クソンユンのファインセーブをはじめ、守備陣が粘り強く対応し、得点を許しません。
苦しい時間帯を耐え忍ぶと、波状攻撃の流れでワンチャンスを生かしての追加点で試合の流れを決します。
パスアンドゴーで抜けた荒野が戻してところに駒井がシュート。
これはディフェンスに防がれますが、弾かれたのが駒井に戻ってきて今度はクロス。
中で待っていた都倉がオーバーヘッドで押し込みました。
G大阪は都倉のファールをアピールするも認められず、札幌がリードを2点に広げました。
ちょっと動画だけだと判断が難しいですが、前のディフェンスを都倉が押しているようにも見えますね...忖度抜きでこれまでの都倉のプレー振りからは押しているんじゃないかなと私は思いますw
その後も守りに入り過ぎることなく、効果的な攻めも繰り出しつつ凌ぎ切り2-0での勝利。
2連勝で10試合負けなし(7勝3分け)となり、がっちり3位をキープしました。
次節は5/13(日)アウエーでのFC東京戦です。
2位との直接対決で真価を問われる一戦となります。
週中にはルヴァンカップがあります。
5/9(水)ホームでの甲府戦です。
↓ランキングに参加しています