ブログタイトルからわかる通り、アントラーズサポでありコンササポでもある私。
ブログ始めて3シーズン目で初めて実現した直接対決は、前半一気に3得点を決めた鹿島の勝利に終わりました。
ホーム鹿島は前節から4名変更。
鈴木、永木、伊東、クォンスンテに代わり、ペドロジュニオール、小笠原、西、曽ヶ端が入りました。
アウエー札幌は前節から2名変更。
菅、横山に代わり、マセード、キムミンテが入りました。
【J１採点＆寸評】鹿島 ３-０ 札幌｜スピーディな攻撃を演出し、２アシストの中村がMOM | サッカーダイジェストWeb
■立ち上がりからフルスロットル：鹿島
大岩新監督就任後、2試合連続の前半3得点。
前半の戦い方が、石井前監督との大きな違いでしょうか。
立ち上がりからポジションを流動的に変えながら細かくパスを繋ぎ、サイドチェンジや裏へのスルーパスを織り交ぜながらの攻めで主導権を完全に握った前半。
開始2分で先制できたのも勢いをつけた要因の一つかなと。
裏へのスルーパスがサイドを深くえぐった中村に繋がり、ワンテンポおいてからのファーへの山なりのクロスに山本が飛び込んでのヘッド。
これで先制しました。
■試合の入りの緩さが悔やまれる：札幌
逆に、開始2分で先制された札幌。
失点後の戦い方は悪くなかっただけに、早々の失点が悔やまれます。
中村へのスルーパス一本でやられてしまった感が否めないですが、数は揃ってたのにボールウォッチャーが多かったのは試合の入りが緩かったなのかなあと思わずにはいられません。
クソンユンも止められないシュートではなかったと思うんですけど...ね。
■監督代わり、持ち味を発揮しだした前線の3人：鹿島
監督が代わり、サッカーが変わり、
神出鬼没でテクニックのある中村
前への推進力が持ち味のレアンドロ
スピードを持ち味のペドロジュニオール
この前線の3人が持ち味を発揮し始めました。
2点目も中村のアシスト。
1点目と同様に、札幌のバックライン - 河合と福森の間をついての裏へのスルーパスでサイドを深くえぐってからのクロスにな中で動きなおしてフリーになっていたペドロジュニオールのボレー。
札幌も中に人数は揃ってましたが、ボールウォッチャーになっていてペドロジュニオールをみれてませんでした。
3点目は中盤から得意のドリブルでグイグイ突破したレアンドロからのスルーパスがスピードに乗ったペドロジュニオールに見事に合い、シュートがゴール右隅に突き刺さりました。
■都倉を完全に封じられ起点が作れず：札幌
開始2分での失点後の攻めは悪くなかった札幌ですが、昌子を中心にした鹿島の守備に徐々に尻すぼみとなり、攻撃の形すら作らせてもらえない展開に。
エース都倉が昌子に完全に抑えられたのが大きかったですかね。
都倉、最近は徹底マークにあって思うようにプレーできておらず、完全にスランプに陥ってるのかなと。
前の試合でも見られたんですが、シュートに思い切りが感じられず中途半端に終わった場面を見るに、症状は重いのかなと感じてしまいます。
■後半の戦い方が課題か：鹿島
広島戦に続いて前半で3点差として勝負を決めた感のある鹿島ですが、後半の戦いぶりは決して褒められたものではありません。
受けに回るのは悪くはないのですが、運動量がガクッと落ちているようにも見え、前半飛ばしすぎ説もあったりあったり。
相手の攻めを受け止めつつ、したたかにカウンターで追加点を狙いに行く戦い方なのかなとは思うんですが、疲れのせいかパスの選択、精度に粗さが見えるのは疲れのせいなのかなと。
クォンスンテが代表帰りということで出番がまわってきた曽ヶ端、ファインセーブもありましたが、セットプレーでの飛び出しやフィードに怪しい場面が山積で、安定感はなかったですね。
■都倉交代という禁断のカードで攻勢強めるも：札幌
後半頭から菅を入れて、攻撃の姿勢を強めた札幌ですが、都倉の大ブレーキが大きかったですね。
それが明らかになったのが、都倉交代という禁断のカードを切ってからの反撃ぶりに見て取れました。
ジュリーニョのテクニックは十分通用してましたし、マセード得意の切り返しを交えながらの突破は鹿島守備陣を混乱に陥れました。
福森のプレースキックも大きな武器となりましたが、それでも無得点に終わったのは反撃するには時間が遅かったせいですかね。
一緒の観ていた嫁さん@コンササポとも話してたのですが、都倉ベンチスタートという選択肢もありなのかなと。
次節は6/25(日)
鹿島はホームでの新潟戦。
札幌はアウエーでの柏戦。
↓ランキングに参加しています
