アウエーで昨シーズン2冠のC大阪相手に前半終了で2点のビハインド。
せめて1点でも返してくれれば...と思っていましたが、、、2点差を追いついただけではなく、追いついた直後に勝ち越されたのを再度追いつくという粘り腰を見せ、アウエーで価値ある勝ち点1を得ました。
今年の北海道コンサドーレ札幌は一味違います。
スタメンは前節から変更なし。
【J1採点&寸評】C大阪3-3札幌|右から仕掛け続けた駒井がMOM! 2戦連発&美技アシストの柿谷も高評価 | サッカーダイジェストWeb
■内容的には拮抗している中で決定力の差を見せつけられた前半
少なくても開幕戦よりはやれている感触があった前半。
特に前半30分過ぎからは、右サイドの駒井と三好が突破力を発揮しだして、いくつかチャンスは作り出してました。
内容的には拮抗していましたが前半終了時には0-2。
チャンスの数も差はありませんでしたが、少ないチャンスを生かすセレッソに決定力の差を見せつけられました。
後半の3点目も含めて、セレッソの得点は全てカウンター系。
1点目は札幌の後ろでのパス回しのミスからのショートカウンター。
ミスからではありますが、囲まれている中で決め切る杉本の決定力はさすが。
2点目は中盤に下がって受けたジェイが奪われてからのショートカウンター。
決めたのは高木ですが、打つと見せかけてヒールでアシストした柿谷が見事でした。
■サッカーで一番危険なスコアは2-0なのです
今年もこのセリフが呟けて幸せです( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
でも札幌の試合で、札幌がビハインドを追いかける展開で呟くのは初めてじゃないですかね...
正直なところ、前半を2点のビハインドで終えた時点で勝利どころか勝ち点をあきらめてしまったのは私だけではないと思います。
せめて今季初得点を、、、とか今思えば失礼なことを願っていてすいませんm(__)m
2点差を追いつけた要因の一つは、後半開始から投入された兵藤ですかね。
試合後の兵藤のコメントを見ると、怪我なんですかね。
--後半から入りましたが、何を変えようと思いましたか?
(宮澤)裕樹がアクシデントで入ることになった。前半を見ていて、良くないところも見えたので、自分が(流れを)変えようと。
宮澤もそれほど悪くなかったように思いますが、兵藤は持ち前の流動性で攻撃を活性化。
2点リードしているセレッソが受けに入ったこともあり、試合の主導権を握ります。
札幌の3得点はどれもジェイを囮にしてのヘディングシュート。
反撃の狼煙をあげた1点目はチャナティップの嬉しい嬉しいJリーグ初ゴール。
右サイド三好のクロスにファーのジェイが囮になった形で、その手前に飛び込んできたチャナティップのダイビングヘッド。
同点ゴールとなった2点目は深井の、こちらも嬉しい嬉しいJリーグ初ゴール。
1点ぐらい取ってそうでしたが、J2でも得点なかったんですね。
右サイド三好が深く切り込んでから手前に戻してからの駒井のクロスにどんぴしゃヘッド。
この時もジェイはファーで囮になって、マークを引き付けていました。
同点の歓喜も束の間。
カウンターからあっさりと勝ち越しを許します。
前掛かりになった裏を狙われ2-1の場面を作られ、ボールホルダーの杉本にいったキムミンテをあざ笑うかのように、逆サイドの柿谷へパスが通り、クソンユンとの1対1を落ち着いて決められました。
人数が足りてない状態で守る方としてはやむを得ないとは思いますが、強いて言えばクソンユンのポジショニングが行くか戻るか中途半端だったのかなと。
勝ち越しを許し、もはやこれまでか...と思われましたが、今年の札幌は一味違うぞとサポーターに見せつけてくれた3点目。
この試合精度の高いプレースキックを続けていた福森のCKに進藤がヘッドで合わせたもの。
この時もジェイはニアに走りこんで囮になっていました。
この試合得点・アシストともになかったジェイですが、身体を張って起点になったことも含めて、貢献度は非常に高かったと思います。
長いキャンプを終え北海道に帰還します。
ホーム初戦は3/10(土)、相手は清水エスパルス。
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