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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

【J1 第11節】仙台 2 - 2 札幌 布陣変更失敗、退場で一人少なくなっても負けない札幌 8試合負けなし!

 

布陣変更が裏目に出て、退場者が出てと、負けてもおかしくない展開の中で、引き分けに持ち込んで8試合負けなし(5勝3分け)となりました。

10人になった直後に勝ち越したものの、最後のワンプレーで同点に追いつかれという悔しい結果ではありますが、アウエーで勝ち点1を持ち帰れたことは前向きに評価してよいと思います。

 

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スタメンは前節から1名変更。

深井に代わり石川が入りました。

 

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【J1採点&寸評】仙台2-2札幌|MOMはボランチ抜擢のレフティ。劇的弾の大岩は… | サッカーダイジェストWeb

 

■福森ボランチ大外れ

試合の終盤でっていうのはありましたが、試合開始からというのは初めてだったはずな福森ボランチ

深井こそベンチ外だったものの、荒野・兵藤とボランチできるのがベンチにいたことから急場しのぎではなく狙いがあっての布陣変更だった福森ボランチは結果としては大外れだったと私は思っています。

 

まあ先制点こそ福森がボランチだったからこそ、あの位置に入れたからシュートを打てたわけですが...ね。

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先制点のシーン。

右サイドからのアーリークロスをGKが弾いたのが左サイドに流れ、それを拾った菅がダイレクトで中へ。

中にいた福森が落ち着いて左足でゴール右隅に流し込みました。

 

得点シーン以外は福森がボランチにいることで攻守にバランスが崩れた感じに見えました。

守備の穴が特に目立っていて、福森の守り方がCBの時と変わらなく、街窯ている状態が目立っていて、中盤での守備の網がかかりづらくなっているように見えました。

時折ボールを奪いに行くシーンはありましたが、全般的には最終ラインの前の隙間を仙台に狙われる状態だったと言えるかなと。

攻撃面ではわかりづらいんですが、ボランチは寄せが厳しくなくてパスが配給しやすいと思われがちですが、福森がいつもいる最終ラインとの比較だと寄せは厳しいと言え、中目のポジション取りもパスを配給しづらいように見えました。

 

■いつもの布陣に戻して反撃ムードの中の退場劇 

というわけで先制こそしたものの、主導権は仙台に完全に握られ、ポゼッションでも後れを取り、いつ追いつかれてもおかしくない状態で前半を折り返しましたが、その見立てが間違っていないことを後半早々の失点で証明してくれましたw

後半頭から2枚替えで勝負に出てきた仙台の勢いに屈した形で一人の突破になすすべなくゴールを許した形でした。

ポゼッションだけではなく球際の勝負でも後れを取ることが多く、これは勝ち越されるのも時間の問題と思われましたが、ペトロヴィッチ監督は交代カードでその流れを止めます。

菅に代えて宮吉を入れ、その宮吉がシャドー

シャドーの兵藤がボランチに下り、ボランチの福森が最終ラインに

そして最終ラインの石川を左ワイドに出して、いつもの布陣に戻してきたのです。

この交代カードはすぐに機能し、続けざまに2回の決定機が生まれます。

福森も最終ラインの方が明らかにやりやすそうでしたね。

本格的にボランチに取り組めばモノになりそうな感じはしますが、今の付け焼き刃的なボランチだと穴として狙われるだけなのかなと思います。

 

続けざまに生まれた2回の決定機、どちらも後は入れるだけって状態なのに怖気づいて打てずって感じでもどかしい感じがありました。

そうしてる内に事件が起きます。

仙台のサイドからの突破に対して石川が股を抜かれたのに対してユニフォーム引っ張ってファールでもこれはぎりぎりペナルティーエリア外か...

あれっ?ファールじゃないの???

でボールはそのままゴールラインを割るかと思いきや止まりそこで少しごちゃっとして判定は仙台のCK。

正確な理由は不確かですが、その中でキムミンテに2枚目のイエローカードが提示され退場。

恐らく判定に対して強く抗議したことによるものと思われます。

この日のキムミンテは連戦の疲れなんでしょうか、以前のようなプレーの軽さが目立っていて、前半にイエローもらった後も危なっかしいプレーが続いていたので、2枚目もらわなければいいのにと思ってましたが、まさかプレーに直接関係ない場面で2枚目もらうとは...

熱さが売りの選手ですが、こういう場面では冷静にいってもらいたいですね...これを糧に成長して欲しいものです。

 

■10人になり引き分け狙いと思われた中で生まれた勝ち越し弾

3バックの中心キムミンテを退場で失い10人になった札幌は、早坂を入れて守備のテコ入れを図ります。

早坂を右ワイド、駒井を左ワイドにして、石川を3バックの左、福森を真ん中にして、前線にチャナティップ1枚を残す3-4-1-1にしました。

これはもう引き分け狙いでやむを得なしの雰囲気でしたが、その中でまさかの勝ち越しゴールが生まれました。

 

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左サイド駒井が中に切れ込んで、ペナルティアーク手前で不利になっていたチャナティップへパス。

パスを受けたチャナティップはワントラップから落ち着いてシュートをぶち込みました。

チャナティップは今季3ゴール目で、足でのゴールは今季初。

10人になった直後に勝ち越すという現在の勢いを示した札幌、このまま守り切れるかと思われた後半アディショナルタイムも終わりそうだったまさにラストプレーで追いつかれてしまいました。 

 

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CKをニアで合わせられてしまいましたが、最後に当たっているのは兵藤ですね...

当たってなければゴールに向かってなかったかも...

最後は運に見放された格好で勝ち点2を失ったのは痛いですしもったいないのですが、まあ過密日程の中、気温の高い中でのアウエーでの勝ち点1は評価できるんじゃないかなと。

 

過密日程はまだまだ続く。

次節は中三日でまたもアウエー。

5/2(水)鳥栖戦です。

 

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