年一回レベルの劇的な大逆転勝利でした。
守護神クォンスンテが負傷交代、後半一時は2点のビハインドを負い、1点を返したものの、犬飼がイエロー2枚で退場となり、もはやこれまでか...という中での後半アディショナルタイムにドラマが待っていました。
スタメンは4日前のJ1第6節名古屋戦から5名変更。
伊藤、レアンドロ、土居、永木、レオシルバに代わり、金森、遠藤、安部、三竿、名古が入りました。
■踏んだり蹴ったりいいとこなしの試合になるところでした...
立ち上がりこそ、いい試合の入りだったのですが、気が付いたらすっかり相手に試合の流れを渡しているそんな展開でした。
慶南もそれほど寄せが強くなく、与しやすしな印象に見えましたが、前線で収まらず繋がらずだったのは、風雨強いコンディション面だけじゃないように思いました。
前半終了間際にクォンスンテが負傷交代。
ゴール前での決定機に身体を張ってシュートブロックした後に、シュートを打った相手選手に足首を思い切り踏まれたんですけど、不可抗力に見えなくもないんですが、不可抗力ならあそこまで躊躇なく思い切り踏み込めないと思うんですよね...地面じゃなくて敵とは言え同じサッカー選手の足首があるんですから、多少なりとも避ける仕草はすると思うのですよ。
クォンスンテは一度は立ち上がろうとしたのですが立ち上がれずそのまま担架で運び出されて交代。
大事に至らないといいんですけどね...
後半に入っても流れは変わらず、オウンゴールとCKから決められての2失点。
特に2失点目のCKは、そのタイミングでまさかの選手交代を行っていた代わって入った小田のところでマークを外されていて、攻撃時ならともかく守備時のセットプレーのタイミングで選手交代という愚策で、防げてたろうな失点でした。
直後にオウンゴールで1点を返し、反撃ムードになったのも束の間、犬飼がこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。
2枚目のカードこそ妥当な判定と感じましたが、前半に受けた1枚目がちょいと厳しい判定だったんですよね...
ただ、1枚貰ってるんですからもっと注意してプレーして欲しいものかなと。
一人少なくなってもはやこれまでか...なムードに。
そんなムードの中で逆転できたのは、サイドからの早めのアーリークロスという名の放り込み大作戦でした。
左サイドからのアーリークロスを最奥安部がヘッドで折り返して中の金森が押し込んだのが同点ゴール。
そして決勝ゴールも左サイドからのファーを狙ったアーリークロスを小田がヘッドで落として、セルジーニョがワントラップ後落ち着いて右上ズドン。
セルジーニョ、こういう大事な場面で落ち着いてシュートコントロールできるのがホント凄いですよね。
他の選手だったら絶対ふかすか、相手に当てていると思いますよw
クォンスンテが負傷交代して、犬飼が退場、そしてもう一人のCB町田が累積2枚目のイエローで次節出場停止と踏んだり蹴ったりでいいとこなしの試合でしたが、勝ち点3取れたのはホントによかったですよね。
次節、慶南をホームに迎える試合をCB2枚出場停止という緊急事態で戦わなければいけなくなった中で、アウエーで勝ち点3取れたのは大きくて、もちろん勝ち点3を狙いには行くんですが、気持ち的に勝ち点1でも御の字という状況で迎えられますのでね。
次の試合はJ1第7節。
4/14(日)アウエーでのFC東京戦です。
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