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【2019 J1 第27節】鹿島アントラーズ 1 - 1 北海道コンサドーレ札幌 千載一遇のチャンスを逃したアウエーチーム

両チームのサポーターである私が楽しみにしている年2回の直接対決。

2回目の対決は、アウエー札幌が出来で上回る展開でしたが、ジェイ、鈴木武蔵を出場停止で欠いたのが響き、カシマスタジアム初勝利という千載一遇のチャンスを逃してしまいました。

中2週間の相手に対し、中2日で臨んだ鹿島は、前半途中でのレオシルバ負傷交代の影響が大きく、追いつくのが精一杯でした。 

 

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ホーム鹿島は3日前の天皇杯4回戦 横浜FM戦からは6名変更のスタメン。

曽ヶ端、伊東、永木、中村、伊藤、遠藤に代わり、クォンスンテ、内田、小泉、白崎、土居、上田が入りました。

アウエー札幌スタメンは2週間前のJ1第26節 仙台戦から4名変更。 

早坂、荒野、鈴木、ジェイに代わり、進藤、深井、菅、アンデルソンロペスが入りました。

 

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■総評

▼鹿島

・中2日に追い打ちをかけたレオシルバ負傷交代

・後半ギア上げて追いついた流れでひっくり返せなかったことで勝ち運が逃げていった

・両翼が攻撃で違いを出せなかった

 

中2週間の試合間隔であった札幌に対して、天皇杯4回戦から中2日だった鹿島。

とは言え、半数は入れ替えてきてますし、試合後に周りが言うほどの動きの重さは少なくても私は感じませんでした。

むしろ、いつも札幌の試合も見ている私からは、札幌がしっかり対策してきたのがわかる動きの良さで、それが相対しての鹿島の動きの重さに見えたんじゃないかと。

 

前半途中でのレオシルバ負傷交代が非常に痛かったですね...

変えの利かない選手であるというのも当然ありますが、先制されたものの、相手の勢いがひと段落したところで押し返し始めたタイミングだったというのも大きかったです。

 

レオシルバが負傷交代し、三竿も欠く状態で、ボランチで落ち着きをもたらすことができず、2人の離脱が長引くと今後の試合が心配ではありますが、途中まで消極的なプレー選択が目立っていた小泉が尻上がりにおぉっと思わせる積極的なプレーが出てきたのが光明でしょうか。

新潟でレオシルバと組んでいた頃は、このまま成長すれば日本代表も見えてくると私は感じていましたので、まだまだやれると思いますよ。

 

後半開始からギア上げて追いつきましたが、その勢いでひっくり返すところまでいけなかったことで勝ち運が逃げていった感じがありますね。

伊藤翔、中村という交代カードは十分機能したと思いますが、決定機と言っていい場面はほとんどなかったように思いました。 

その一因は、内田、小池の両SBが攻撃面で違いを出せなかったからじゃないかなと。

左の小池は、海外移籍した安西の穴を埋めて余りある輝きを見せてくれていましたが、試合を重ねるにつれその輝きが失われ、最近は攻守にいいところを見せられてないですね...それまでは試合にほとんど出れていませんでしたので、疲労の蓄積のようなものはあるのかもしれません。

 

そして半年ぶりの先発となった右の内田。

守備こそ無難にこなしたと言えますが、攻撃面ではさっぱりでしたね...

右膝の大きなテーピングを見るに、状態はあまりよくないんじゃないですかね。

これ以上状態が上がってくるのか?という疑念もあり得て、今後の戦力としては厳しいかも...と思わざるを得ない出来でした。

 

▼札幌

・しっかり仕込んできた感ある鹿島対策

・どうしてお前がそこにいるんだあああ

・得点源を欠いたことで最後の一押しが効かず 

 

得点源のジェイ、鈴木武蔵を出場停止で欠いたとはいえ、2週間空いた試合間隔で十分準備してきたことが窺える戦いぶりでした。

土居、セルジーニョといった鹿島の収めどころを狙ってからのショートカウンターが仕込んできた鹿島対策なのかなと感じました。

そして、これまではあまりなかった流れの中で進藤がゴール前まで上がって行くというのが攻撃面で仕込んできたものじゃないですかね。

攻守において鹿島を凌ぐ出来で、カシマスタジアムでの初勝利も十分あり得る雰囲気でしたが、前半の1点のみで終わってしまったのは、ジェイ、鈴木武蔵という得点源を出場停止で欠いた影響が大きかったんじゃないかと。

単純に彼らの決定力もありますし、交代カードとして切り札的存在を入れれなかった選手層的な問題もあるのかなと、後半、交代カードを切るたびに得点の香りが薄らいでいくのを見て感じた次第です。 

アウエーでの勝ち点1は悪い結果ではありませんが、ここを逃したら次いつ来るかわからない千載一遇のチャンスを逃したのかなとも思います。

 

でもまああれですね。

J1上がってもすぐ降格してきたこれまでの歴史を考えると、鹿島相手にアウエーでがっぷり四つの試合を普通にできるようになったのか...と思うと考え深いものがありますよね...

 

▼'11 進藤(札幌) 鹿島アントラーズ 0 - 1 北海道コンサドーレ札幌

 

中への放り込みを一度はね返されてからの崩しでした。

こぼれ球を拾ったルーカスフェルナンデスから右サイド白井へ。

白井は対面してきた小池を抜ききらない内にクロス。

これがリフレクション、チャナティップスルーを経ての進藤ダイレクト。

3バックの一角 進藤が流れの中でゴール前まで上がってきている札幌らしい先制ゴールでしたね。 

 

▼'50 セルジーニョ(鹿島) 鹿島アントラーズ 1 - 1 北海道コンサドーレ札幌 

 

アンデルソンロペスへ収めるところをカットしたブエノが起点。

カットを拾った土居とスイッチした小泉の突破は福森に止められたものの、こぼれ球拾ったセルジーニョがキムミンテと競り合いながらのループシュート

GKが飛び出てきているのを見ての冷静なシュート判断。

そして五分五分のボールをシュートの打ちやすい位置にワンプレーで置く、セルジーニョの技術の髄がつまっている同点ゴールでした。 

 

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期待されたアンデルソンロペスはさっぱりな出来に終始してしまいましたね...

自分が決めてやる感が強く出過ぎて、周りを生かせなかったように見えました。

怪我で離脱した期間が長かったですが、戻って来てもベンチを温めることが多いのは、練習でもこういう感じだからなのかもですね。

 

両チームとも次の試合はJ1第28節。

鹿島は10/6(日)アウエーでのC大阪戦。

札幌は10/4(金)アウエーでのG大阪戦です。

 

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