下位に低迷する仙台相手に、セットプレーで上げた1点を守り切るのがやっとの試合でした。
言葉を選ばずに言うと糞試合と言って差し支えない内容ではありましたが、そういう試合であっても勝ち点3の重み、価値は不変であります。
スタメンは前節から3名変更。
セルジーニョ、レアンドロ、曽ヶ端に代わり、白崎、安部、クォンスンテが入りました。
■総評
・守備陣はまあまあ頑張った、攻撃は糞すぎる
・個の力頼みで歯車が噛み合わない攻撃陣
前節、前半だけで3失点喫した守備陣は無失点に抑えて及第点は与えていいのかなと。
前半15分ぐらいでしたかね、復帰したクォンスンテの1対1を防ぐスーパーセーブの賜物と言えますし、下位に低迷する仙台の迫力不足に助けられた感はありますが。
後半途中に三竿入るまでは、ディフェンスラインの前のエリアが空き気味で、その空いたスペースを使われてセカンドボール拾われまくりなところが目立ちまして。
ボランチ、永木、レオシルバの組み合わせだと二人とも前に出気味なので、三竿+どちらかの方がバランスはいいように思いますけどね。
攻撃陣に関しては、安部を中心に時折おっ!と思わせるプレーはあるものの、繋いでの崩しになった時に微妙にずれが出て噛み合わずっていう、ここ数年よく見られる場面が散見されて、セットプレーで1点取るのがやっとって感じでしたね。
土居が降りてきて受けたり、伊藤翔が左サイドに流れて収めたりして攻撃の起点づくりに頑張ってましたが、そうすると今度は前線に人が足りなくなってというこれまたここ数年よく見られる場面も多かったですね...(伊藤翔と夢生が被って見えましたよ...)
▼'66 犬飼(鹿島) 鹿島アントラーズ 1 - 0 ベガルタ仙台
永木のインスイングCKにゴール前の密集からポツンと離れた位置にいた犬飼が走り込んでのどんぴしゃヘッド。
ゾーンで守る相手に対して、勢いを付けて飛び込んできた犬飼。
ゾーンで守る相手に対しての定石とも言える犬飼のプレーでしたね。
移籍後初先発となった白崎。
もしかすると公式戦初出場だったかも。
攻撃にアクセントを付けるのが巧い選手と言う印象をもって、慣れてくるにつれてどんどん良さが出てきそうで楽しみになるプレー振りでした。
逆に2試合連続のスタメンとなった小田は、またいいところを見せられませんでした。
守備面はまだいいとして攻撃面では常にブレーキとなってしまって、これはちょっと...という印象しか残りませんでしたね。
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