2018シーズンの最後の試合となったクラブワールドカップ3位決定戦は南米王者リーベルプレートに完敗を喫しました。
節目の20冠目を悲願のACL制覇で達成しましたが、それ以外は課題山積のシーズンらしい終わり方だったと言えるかもしれませんね...
スタメンは準決勝レアルマドリード戦から3名変更。
西、昌子、山本に代わり、内田、犬飼、安西が入りました。
■曽ヶ端準ここにあり
4失点喫した試合ではありますが、2年前のクラブワールドカップを思い起こさせるプレーっぷりだったと思うのです。
クォンスンテが - 開始7分ぐらいでしたかね - に裏抜けに飛び出して相手選手と交錯して右足首を痛め、一旦はプレーを再開したものの痛みがぶり返してきたのか自ら交代を申し出、曽ヶ端久々の登場となりました。
交代早々失点してしまいましたが、ファーストプレーがいきなりCKで同情の余地ありますし、そもそもGKにはノーチャンスな場面ではありました。
最終的には4つのゴールこそ許しましたが、これはクォンスンテがそのままプレーしていても間違いなく同じぐらいは決められてたはずで、曽ヶ端が防いでくれた場面もいくつもあり、最近は出番減ってますが曽ヶ端準ここにあり!を示してくれたゲームだったと思います。
正直言うとクォンスンテと比べるとハイボールの処理だったり、フィードの安定感は劣ってしまいますが、セカンドGKとして考えるとまだまだ必要な戦力だと感じました。
■鈴木優磨不在が色濃く出た無得点
準決勝レアルマドリード戦に比べると積極的に勝負する姿勢が見えた攻撃陣。
ゴールまであと一歩というシーンも何度かありましたが、怪我で遠征に帯同しなかった鈴木優磨不在が色濃く出た感がありました。
2トップの一角セルジーニョが頑張って前線の収まりどころの役割を果たしましたし、土居もこれまで見られなかった積極性でゴールに迫りましたが、どちらもセカンドストライカータイプで、鈴木優磨のようなストライカーがいることでより生きるタイプなんだと思うんですよね。
そして鈴木や移籍した金崎のような強引さが彼らには足りないので、相手からするとそんなに怖さは感じないのかなと。
鈴木のようなストライカータイプ、補強しておかないと来シーズンは苦しい戦いをい強いられるかもしれません。
試合は0-1の状態から何度かあったチャンスを決められずにいたところに2点目を決められて勝負あり。
そこから2点追加されて最終的には0-4という大差での決着となりましたが、0-1から追いつけていればどう転がっていたかはわからない、スコア以上に僅差の試合ではありました。
個の力の差は明らかでしたけどね...
これで2018シーズン終了となります。
シーズン振り返りは別途と言うことで。
まずは選手の皆さまお疲れさまでしたm(__)m
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