優勝の掛かった最終節。
プレッシャーに動きが固かった序盤を耐え抜き一気の2得点で試合を優位なものに。
後半は受けにまわる場面も多かったですがきっちり勝ちきって1stステージを制覇しました。
リーグ戦では実に2009シーズン年間王者以来のタイトル獲得となりました。
一時は絶望的な位置でしたが、他のチームの取りこぼしはあったにせよ、破竹の6連勝で一気の差し切りを決めました。
スタメンは前節から2名変更。
カイオ、昌子に代わり、杉本、ブエノが入りました。
【J1採点&寸評】鹿島 2-0 福岡|“ツボ”を得たプレーで勝利に導いた鹿島の背番号40がMOM。2トップも質の高いプレーを披露。 | サッカーダイジェストWeb
■固かった立ち上がりの15分
序盤は明らかに動きが固かったですね。
優勝が掛かった試合というプレッシャーは当然あったのでしょうが、DFラインの中心である昌子を欠いたのも大きかったですね。
ウェリントンにいいように収めさせてしまって、福岡の攻勢を受けてしまいました。
ここで失点していればまた違う試合展開になったでしょうが、ここを耐え忍んだことで反撃のチャンスが出てきました。
■福岡の攻勢を耐えきってからの一気の2得点
15分を過ぎて、福岡のペースが落ちた隙を見逃しませんでした。
金崎、土居がサイドに流れて起点を作り、チャンスを生み出して行きます。
先制点はセットプレー。
柴崎のCKをスペースに飛び込んだ山本がヘッドで決めました。
これが非常に大きかったですね。
プレーにいい意味での余裕が出てきました。
2点目は10分後。
右サイドを深くえぐった金崎の折り返しを土居がワンタッチで流し込みました。
そのワンプレイ前には左サイドにいたはずの金崎。
いつの間にか右サイドで遠藤のスルーを受けて決定的なアシストを記録。
■ブエノがウェリントンをよく抑えた
3点目を取れればもっと楽に試合を進められましたが、後半に入り、再び福岡の攻めを受ける形に。
ですが、福岡の攻撃の核となるウェリントンをブエノがしっかり抑えてくれ、後半45分を危なげなく無失点で終えました。
ナビスコの失態を糧に成長してくれた姿を見せてくれたブエノ。
ファンソッコじゃなくて大丈夫なのかと心配で心配でしょうがありませんでしたが、ホントによく頑張ってくれました。
■2009シーズン以来のリーグタイトル
最後はこの試合を最後にチームを去るジネイ、青木をピッチに送り込む余裕を見せて南なく逃げ切りに成功。
リーグ戦では何と2009シーズンの年間王者以来のタイトル獲得となりました。
11節 磐田に引き分けた時点では終戦と思われる位置取りでしたが、そこから破竹の6連勝で一気の差し切りを決めました。
浦和の失速、川崎の取りこぼしはあったにせよ、自力でもぎ取った優勝であったと言えるでしょう。
■もちろん目指すは年間王者ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
1stステージ優勝の余韻に浸る間もなく、来週からは2ndステージが開幕します。
そして開幕戦はG大阪、2戦目は広島といきなりの山場がやってきます。
当然目指すは年間王者ですので、1stステージ制覇は通過点でしかありません。
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