リーグ戦から中二日で迎えた灼熱のアウエー戦。
決して相手を舐めてかかったわけではないのでしょうが、金崎・小笠原が遠征に帯同しない中、過密日程を考慮してのターンオーバーは機能せず、公式戦連敗となりました。
鈴木、金崎、山本に代わり、赤崎、ペドロジュニオール、三竿雄が入りました。
直近のFC東京戦からは6名変更です。
■後半勝負の目論見を打ち砕いた悪魔の左足
連戦の疲れなのか、はたまた後半勝負で前半はセーブ気味だったのか、個人的には後者と思いながら観てましたが、明らかに疲れもありましたね...
それでもスコアレスで前半を終われればよかったのですが、その目論見を打ち砕いたのが、悪魔の左足と呼ばれるタイ代表ティーラトンの直接FKです。
ペナルティエリア近くでのファールが多かった前半。
一発目は壁に当てたものの、正面で獲得した二回目はしっかりとゴール左隅にぶち込んできました。
GKのクォンスンテとしてはノーチャンスで、プレースキックが得意な選手がいるチーム相手に何回もペナルティエリア近くでファールを犯したのがまずかったですね。
■優磨のPKゲットで勝ち切れると思ったががが
先制されて、さすがに攻めに出るものの、新戦力と控えメンバー中心の攻撃陣は連動制に欠き、前半は1点リードされたまま終了。
ペドロジュニオール、レアンドロと言った期待の新戦力も決定力を見せられず失望感漂いましたが、この二人で後半早々に同点に追いつきました。
サイドでボールを受け取ったレアンドロのクロスがペドロジュニオールに合い、一旦は空振ったものの再度振りぬいた右足が決まりました。
その後も攻め込みはするもののチャンス生かせず勝ち越せない中で、切り札として残しておいた鈴木、遠藤を同時投入します。
この交代が見事に当たり、鈴木がペナルティーエリア内で相手に倒されPKを獲得。
これで勝ち切れるかと思いましたが、PK苦手な鹿島にあって比較的特異な鈴木がまさかの枠外で失敗。
千載一遇のチャンスを逃し、勝ち点2を失っての引き分け濃厚な中、アディショナルタイムにまさかの失点で、勝ち点1すらも失う結果に終わったのでした。
左サイドを深くえぐられてからのクロスはクォンスンテが当てましたが、シスコに詰められてしまいました。
あれだけ深くえぐられてしまっては、、、というアディショナルタイムの悲劇でした。
■中三日でのリーグ戦、レオシルバの疲れが心配
公式戦連敗となり、連戦の疲れが徐々にチームへダメージを与えてきています。
中三日で甲府戦ですが、ここまで八面六臂の活躍を見せているレオシルバの疲れが心配です。
この試合でも最初からパスミスが目立ち、尻上がりに調子を上げてきたものの、今季ワーストと言える出来だったかと。
最後は足を攣り加減で、さすがに甲府戦はお休みかなと思うのですが、すでになくてはならない存在になっており、大きな穴ができるのではと不安であります。
次の試合は中三日、3/4(土)アウエーでの甲府戦。
ACL次節は3/14(火)ホームでのブリスベン・ロアー戦です。
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