2点目を取れていれば最高ではありましたが、ホーム&アウエーでのトーナメントにおいてアウエーゴールを許さなかったことは大きなアドバンテージとなります。
2戦トータル180分の折り返しとしては上々の結果と言えると思います。
スタメンは4日前のJ1第15節C大阪戦から2名変更。
レアンドロ、名古に代わり、遠藤、レオシルバが入りました。
■ホーム&アウエーのトーナメントを意識したアグレッシブな立ち上がり
日本勢同士の戦いとなったラウンド16。
お互い知り尽くした相手ということもあり、互いの良さを潰しあう展開が多かったですかね。
序盤は珍しくアグレッシブな入りとなった鹿島が広島のハイプレスをかいくぐってペースを握りましたがそれを活かせないと、流れは徐々に広島へ。
そんな中でのワンチャンスを活かしたのが先制ゴールのシーン。
前線へのフィードをセルジーニョが収め、こぼれ球を拾った土居が前方に空いた広大なスペースをドリブル突破で打開し、エリア内まで侵入したところで中へ折り返し。
相手に当たり、軌道が変わった落下点に上手く入ったセルジーニョヘッドで押し込む。
これが先制ゴールになりました。
このシーン以外でもセルジーニョは前線でよくボールを収め、これが勝利の一因になったと思います。
あまり収まるイメージはなかったんですが、調子がよかったのか、はたまた相手との相性の問題か...
アシストを記録した土居ですが、ここのところ急に積極さが出てきて一体全体何がきっかけでこうなったのか知りたいところですが、土居の積極的な突破が生み出した先制ゴールでした。
■アウエーゴールだめ絶対
ホームでまんまと先制点をゲットし、後はアウエーゴールを許さないこと。
これがこの試合の最大ミッションとなりました。
追加点取っても1点取られて2-1で終わると、アウエーで0-1で敗れればアウエーゴールの差で敗退ですので、それであれば同じ1点差でも1-0で勝った方がいいんですよね。
守りに入るのが早すぎた感は否めませんが、左SBに早々と町田を入れてパトリック入れての放り込み対策に備えたのが功を奏し、虎の子の1点を守り切った格好となりました。
前半から飛ばしていたのか、守備に重点を置くにしても、後半に入ってカウンターの怖さを全く出せなかったので、守りに行くしかなかった説もありますが。
2点目を取って、2-0で試合を終えていれば100点満点でしたけど、上々の折り返しと言っていいんじゃないですかね。
広島に退場者が出てからが一番失点しそうだったのはいただけないですがねw
■2ndレグ展望
ラウンド16 2ndレグは一週間後の6/25(火)です。
勝つか引き分けたら無条件で準々決勝進出決定。
敗れた場合は、
1点差の場合は0-1なら延長戦でそれ以外の場合はアウエーゴールの差で鹿島が準々決勝進出決定。
2点差以上の場合はラウンド16敗退となります。
2ndレグで目指すべきは何といってもアウエーゴール。
2点取られても1点取ればアウエーゴールの差で勝ち上がりになりますのでね。
先にそのアウエーゴールを上げられれば、大きなアドバンテージになります。
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