優勝が大きく遠のく痛恨のスコアレスドローとなりました。
残り2試合で首位とは勝ち点4差となり、可能性はゼロではありませんが、限りなくゼロに近づいたと言っていいでしょう。
スタメンは前節の川崎戦から変更なし。
■総評
・優勝目前で勝負弱さを露呈...どこかで見た既視感
残り2試合で1勝すれば優勝という状況から2試合連続のスコアレスドローで優勝を逃した2017年がフラッシュバックしてくるここ2試合での勝負弱さです。
敗れた前節の川崎戦より内容的には酷かったですかね...特に前半。
守備から入った相手につきあう形で、互いの良さを消しあい主導権の握り合いが続いたと言えば聞こえはいいのですが、これまでのリーグ戦とは1試合の重みが違うことをわかっていないかのようないつも通りの戦いぶりに、君たち優勝する気ないのかね?と感じたのは私だけでしょうか?
ここから3連勝するしか我々に優勝するチャンスはない立場なのに、30分過ぎまでシュートすらなかったのはどういうことでしょうかね...
後半に入ってさすがにギアを上げてきたのか、前への圧力を強め押し込む時間帯が増えてきましたが、記憶している限りでは決定機と言っていいのは1つだけだったような。
優勝する気持ちが強くて逆にチームとしての一体感がなくなってきているようにも見えるのですが、もしそうだとしたらチームとしての戦い方が整理できていない監督の責任ですよね...
怪我なのかもですけど、小池や小泉がベンチにすらいなかったのはなんでなんでしょうかね...
勝つには点取らないといけないわけで、左SBは町田じゃなくて小池だし、右SBは内田じゃなくて永木か小泉だと思うんですけどね。
中盤のチームを支えた彼らを押しのけてスタメン張るほどの力を町田、内田が見せてくれたかというと否で、まあ2人に責任を押し付けるわけではないですし、選手が悪いというよりはチームとしての一体感がなくなってきているのが要因で、その責任は監督にあると思うわけなんです。
■優勝の条件
残り2試合を勝ち切った場合、鹿島の勝ち点は66。
上位にいる横浜、東京が最終節で直接対決を控えているため、両チームとも勝ち点0はなく、一番少なくて積み上げる勝ち点は1となります。
横浜、東京がともに●△で終わった場合は、
横浜65、東京64で鹿島の優勝。
両チームがそれ以上の成績を上げた場合で鹿島が優勝するケースは
横浜△●
東京〇●
だと東京と鹿島が勝ち点で並んで、現在得失点差で優位に立つ鹿島が優勝。
それぐらいですかね。
横浜が1勝した時点で鹿島の優勝はなくなります。
次節は11/30(土)ホームでの神戸戦です。
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