スタメンは前節から2名変更。
荒野、馬場に代わり、鈴木、高尾が入りました。
■ハイライト
■総評
・ワンチャンスを生んだ個の力
・何度ポストに救われたことか...
・早めの交代が功を奏す
・勝ったのに厳しさを増す残留争い
■感想
前節衝撃的な逆転負けを喫したことで、残留するためには残り5試合すべて勝ち、勝ち点を44まで積み上げて、残留ラインにいるライバルチームの取りこぼしを祈るほかない状況になりました。
そのラスト5試合の1試合目。
5試合すべて勝たなければというプレッシャーからの堅さなのか、はたまた慎重に試合に入り過ぎたのかは定かではありませんが、一言で言うとさっぱりだなというぐらい立ち上がりからいいところなし。
前節と同じように最終ラインが下がり過ぎてその前のスペースが空いてしまい、フリーでシュートを打たれる場面も散見され、失点の減ってきた最近の試合の中ではかなり守備が怪しい、そんな印象でした。
正直、点を取れる雰囲気はさっぱりありませんでしたが、そんなチームに先制点をもたらしたのが右WB近藤の突破力。
ホントに何もないところから生み出された得点でしたが、それにより札幌の選手たちの動きがよくなります。
ハーフタイムで修正が入ったのかもしれませんが、思い切りが良くなった印象で、それにより動きがよく見えるようになったんだと思いますが、逆に勢いづいた裏を突かれてピンチというシーンも出てきた後半。
ポストに救われなければ何点取られていたか...というぐらい相手のシュートがポストに当たることが多く...ポストの跳ね返りのごっつぁんゴールを盛大に外してくれた相手に助けられたりというのも含めて、運に恵まれた面が大きかったのかなと。
ただ、ペトロヴィッチ監督にしては珍しい早めの交代が功を奏した面は大きく、守備の綻びが決壊する前に手を打てたことも勝利に繋がったんだと思います。
2週間の中断期間中に怪我人がほとんど戻って来てベンチメンバーの厚さも一目瞭然だったことも積極的な采配に繋がりましたかね。
奇跡の残留へ向けてまずは1勝となりましたが、残留ラインに勝ち点38で並んでいた3チームの内、湘南、京都が勝って勝ち点を41まで積み上げ、柏が引き分けて勝ち点39。
札幌は勝って勝ち点を32に積み上げましたが、ライバルたちの背中はまだ遠く先にあります。
■得点シーン
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 19, 2024
近藤友喜の1on1から先制点⚡
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ボディフェイクから右サイドを突破
丁寧なフィニッシュは #駒井善成
🏆明治安田J1第34節
🆚名古屋×札幌
📺 #DAZN ライブ配信中#名古屋札幌 pic.twitter.com/9PLly05eTa
近藤の突破力が生み出した先制点。
ライン際ギリギリを深く抉っていく、近藤得意の形からのクロスにニアで鈴木潰れてファー駒井。
ゴール直後の、これもうお手上げ┐(´д`)┌的な相手チームの雰囲気がすべてを表していますね。
鈴木武蔵の今季5点目で貴重な追加点をあげる✨️
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) October 19, 2024
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田J1リーグ 第34節
🆚 名古屋vs札幌
🔢 0-2
⌚️ 88分
⚽️ 鈴木 武蔵(札幌)#Jリーグ pic.twitter.com/oADLcUFaku
大きく勝利を引き寄せた終了間際の追加点は怪我から復帰したスパチョークから。
相手陣地内でルーズボール取りきり、駆け上がってきたパクミンギュ受け、ディフェンス引き付けてからの落としに鈴木武蔵ズドン。
試合途中からポジションを一列上げたパクミンギュの無尽蔵のスタミナが効きましたね。
次節は11/3(日)ホームでのC大阪戦です。
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