激動の中迎えた大岩監督の初陣、前半で3得点を奪い、見事に勝利を飾りました。
代表戦で中断となる2週間の間にどれだけ大岩色を出せるか楽しみになってきました。
スタメンはリーグ戦の前の試合、12節川崎戦から4名変更。
金森、小笠原、西、町田に代わり、土居、三竿健、伊東、植田が入りました。
【J1採点&寸評】広島×鹿島|大岩監督初陣を勝利に導いた中村&レアンドロ。広島は柏が孤軍奮闘も深刻な状況に | サッカーダイジェストWeb
ACL敗退から一夜明け、衝撃のニュースが飛び込んできました。
【リリース】#antlers #kashima 本日、石井監督との契約を解除することを決定しました。
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2017年5月31日
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ACLという今年最大の目標の敗退を受けて大きな決断が下されました。
個人的には、決断の遅さ、戦術の少なさから石井監督の采配には日頃から大きな疑問を抱いてましたが、まさかこのタイミングで解任という決断を下すとは想定出来てませんでした。
【リリース】#antlers #kashima 本日、大岩コーチが新監督に就任することとなりました。
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2017年5月31日
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新監督には大岩コーチが昇格しました。
昨年石井監督の体調不良時に一試合だけ指揮を執ったことはありますが、監督は初経験。
だだ大丈夫なんでしょうか...
■戻ってきた積極性、シンプルな攻め
注目の初采配ですが、大きく変わったのが攻めの姿勢でしょうか。
前半は相手の出方を伺いつつ穴を探していくというスロースターターなところがありましたが、この日は前半から積極的にシュートまで持っていく姿勢が目立ちました。これまではミドルレンジからのシュートはほとんどありませんでしたが、この試合では積極的なシュート姿勢が目立ちました。
あとは攻めがシンプルになった印象ですね。
スタメンだった両サイドハーフの中村、レアンドロともに中でのプレーを好んでいたからかもですが、ワンツーとかパスアンドゴーで崩してた場面が結構ありましたね。
先制点、2点目はそのシンプルな攻めから。
先制点は中盤で受けた中村が土居に預けてゴールへ向かいます。
土居がドリブルで運んで、並行して走ってきた中村にスルーパス。
受けた中村は抑えの効いたミドル一閃。
これがサイドネットに突き刺さりました。
まあ、広島の寄せが甘かったのも確かなんですが、ここのところ打っても緩いシュートが目立った中村のファインゴールはチームに勢いをつけるのに十分でした。
2点目はレアンドロ。
土居とのパスアンドゴーを見事にゴール左上に突き刺しました。
レアンドロのシュートはもちろん素晴らしかったですが、久々に2トップに入った土居がいい攻撃のハブになってよいリズムを生んでいたのかなと。
逆に鈴木は今日もあまり目立ちませんでしたね...
前半終了間際に広島の守備の乱れに乗じてレアンドロが3点目を決めて、前半で勝負を決めました。
後半はどちらかと言うと守勢に周る場面が多く、1失点こそ喫しましたが、時折カウンターも繰り出しながら落ち着いた戦いぶりで逃げ切りに成功しました。
■大岩新監督の評価
さすがにこの1試合だけでは評価できませんが、
土居のトップでの起用だったり、
サイド攻撃に固執しなかったり、
三竿健の抜擢、
西を二列目で起用したりと、
初陣にしてはだいぶ独自色を出してきた印象です。
代表戦で2週間の中断に入ります。
この2週間でどうチームに色を出していくか、楽しみに待ちたいと思います。
中断明け初戦は6/17(土)ホームでの札幌戦です。
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