ようやく今年初参戦を果たせました。
今年2回目の2万人超えの中、7試合勝ちなしと不振にあえぐ山形を迎えてのホームゲーム。
中三日、中二日の過密日程の三戦目という体力的な問題、マセード、増川という主力二人を出場停止で欠く中でしたが、前半早々のPK獲得で自分たちのペースに持ち込むことに成功。
後半も2点を追加し、山形の反撃を1点に抑えて快勝。
連敗を防ぎ、J2制覇へまた一歩近づきました。
スタメンは前節から5名変更。
マセード、石井、深井、櫛引、増川に代わり、内村、ジュリーニョ、上里、菊池、河合が入りました。
■静かな立ち上がりな中で獲得したPKが試合を行方を決めた
週中にも試合があり過密日程となった連戦の最終戦ということもあり、両チームとも守備から入る静かな立ち上がりでした。
これは後半勝負かなあと見ていましたが、アタッキングサードに入れた上里の縦パスに内村が反応して相手DFのファールを誘い、PKを獲得。
都倉が落ち着いて決めて先制しました。
先制した試合では負けなしで引き分けもわずかに1と脅威的な勝率を誇る札幌。
この先制点が勝負の行方を決めました。
後半も上里のCKが相手のオウンゴールを誘い2点目。
数分後には内村のサイドを深く破ってからのクロスに都倉が体ごと押し込んで3点目。
直後に1点を返されますが、反撃をこの1点に留めました。
■センターラインを欠いた守備陣は不安定さを露呈
失点こそ1に抑えましたが、センターラインの守りの要である増川、深井を欠いた守備陣は球際の厳しさに欠け、先制後はディエゴを中心とした攻めに押し込まれる展開が続きました。
河合は試合が進むにつれ安定感が増して来ましたが、どちらかというと深井がいないのが大きかったのかなと。
山形の決め手不足に助けられた格好で、もっと失点してもおかしくなかったです。
上里、宮澤いずれも、どちらかというと攻撃に重点を置いたプレイヤーですので、球際の激しさが足りなく、山形の侵入を許してしまったのではと感じました。
失点後に深井が投入されてからは、危ないところを深井が全て刈り取ってくれ、途中出場した大黒にもチャンスをほとんど与えなかったですね。
■J1自動昇格そしてJ2優勝へヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
これで、未消化の12節含めて残り14試合となり、J1自動昇格そしてJ2優勝への意識が増して来ました。
自動昇格圏外の3位岡山とは勝ち点差9、2位松本とは勝ち点差6と、当面は安全圏ですが、まだまだ安心できない差です。
昨年J2を制した大宮は、同じ消化試合で勝ち点67(今年の札幌は62)で2位とは勝ち点差16ありましたが、夏~秋に急失速し、最終的には勝ち点差4でのフィニッシュとなりました。
苦手の夏場を乗り切りつつありますが、涼しくなってくると夏場の疲れがどっと出てくる時期でもあります。さらに下位との差があることから来る慢心、油断から緩みが出てくると一気に流れを失う可能性も秘めてます。
次節は8/21(日)アウエーでの京都戦。
現在5位で自動昇格圏も見据える相手です。
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