優勝争いを演じる川崎相手に1点差の惜敗。
スコアだけ見ればそう言えなくもないですが、内容的には力の差が如実に表れた完敗と言えます。
後半の戦いぶりを見るに、前半からそういう戦い方をしていれば違った結果になったかもしれず、戦いぶりに不満が残る試合でありました。
スタメンは前節から2名変更。
ヘイス、菅に代わり、都倉、石川が入りました。
石川は移籍後初出場。
【J1採点&寸評】川崎2-1札幌|奈良が相手の長身FWを封殺!敗れた札幌の希望は… | サッカーダイジェストWeb
■どん引き5バック辞めません?
もはや定番と化したどん引き5バック。
WBが完全に最終ラインに吸収される、3バックのチームの守備時によく見られる布陣ですが、開始直後からこれだけ低いラインを取るのはウチだけじゃないですかね( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
川崎の縦に一気にスイッチを入れてくる攻撃を警戒してだとは思うんですが、これだけ低いとバイタルがスカスカに空いてしまってですな、、、そのスペースを真ん中もサイドも川崎にいいように使われて、防戦一方に。
これだと5枚でピッチの端から端まで抑えてる意味ないよな...
とか思ってたら、その低いバックラインの裏を家長にあっさり取られてダイレクトボレー。
これはクソンユンが弾きましたがこぼれ球を中村憲剛に押し込まれ先制を許します。
そして先制されたことで前に行かざるを得ず、どん引き5バックも少しづつラインが高くなるという、、、それだったら最初から勇気持ってライン上げろや(*`Д´)ノ
って私は思うんです。
全然守備堅くなってないし、逆にバイタル空けて防戦一方になるし、ラインが低いのでボール奪っても攻撃に人数揃うのに時間掛かるしで、全くいいことないんですが...ね。
相手の攻撃を恐れるあまり下がってしまうようで、監督の意識付け一つで何とかなるんじゃないかなと思ってるんですが、、、どうなんですかね。
このままのどん引き5バックだと、この先の激烈な残留争いは勝ち抜けないと見ていて、ラインを上げる勇気が残留争いを勝ち抜くに必要なのではと私は思いますよ。
■全く機能しないと評判の4-4-2
後半に入って、都倉・ジェイの2トップ、チャナティップをトップ下にしたことで、攻撃の形ができ始めます。
ジェイは高さこそあれ、運動量が劇的に少なくワントップとしては起点になれなかったので、これがまずよかったのと、都倉がヘイスに代わったことで、ボールがさらに収まるように。
相手CBのタイプ的に都倉よりはテクニックのあるヘイスの方が相性がよかったのかなと。
あとは決めるだけなんですが、札幌はここの精度に課題がありますよね...
個の力もあるんでしょうが決める形がチームとしてあまりないのかなという印象です。
決めきれない内に、川崎に2点目をあっさり決められ、勝負あり。
ヘイスのチェイスが、DFそしてGKの凡ミスを誘って1点は返すも、そこからの1点が遠かったですね。
最後に内村を入れて、最近お気に入りの4-4-2にして同点を狙いますが、そこで逆に勢いが削がれてしまったと思ったのは私だけでしょうか?
札幌は長らく3バックやってるんで、4バックに対応できる選手が特にSBに不足してるんですが、マセードとか菅にSBやらせるのはちょっと無理がありますよね...
個人的には全く機能としないと評判の4-4-2なんですが、四方田監督はこれからもいざという時に使うんですかねw
次節は8/26(土)ホーム(厚別)での仙台戦です。
何としても勝ち点3を取って、開幕戦の借りを返したいところ。
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