明けない夜はない。
終わらない連敗はない。
リーグ戦の連敗が6でようやく止まりました。
止まりましたがその内容は、開始6分の先制点をドン引きサッカーで何とかかんとか守り切るという先行き不安なもの。
とは言え、今日は久しぶりの勝利を素直に喜びたいですね。
スタメンは前節から1名変更。
キムミンテに代わり、出場停止明けの福森が入りました。
【J1採点&寸評】札幌1-0清水|まさに守護神!好セーブ連発のク・ソンユンをMOMに | サッカーダイジェストWeb
■ヘイスの巧さが光った開始6分での先制劇
同じ昇格組の清水との一戦は開始早々動きます。
開始から何度かあっさり裏を取られ、不安定さを露呈していた清水バックラインですが、キーパーへのヘディングでの戻しが短くなるという致命的なミス。
ボールをさらった都倉が飛び出してきたキーパーを交わして角度のないところから中のヘイスへ。
ディフェンス二人に挟まれる難しい位置取りでしたが、ワンタッチで二人とも交わすと落ち着いてゴールへ流し込み、開始6分で札幌が先制。
他の選手なら間違いなく潰されているであろう、ヘイスのボールさばきの巧さが光る先制点でした。
■今日はドン引きじゃないと思ったのはわずかな間でした...
最近は試合開始から5バックのラインが低く、3ボランチが広大なスペースをカバーするのに疲弊し、前線の二人だけで攻めてあっさり潰されてって感じでした。
今日はWBが3バックよりも少し前目で、3バックのラインも高めでコンパクトな陣形を保てていて、それがいい攻めにも繋げられていて、今日は一味違うな( ̄ー ̄)と思ってました。
思ってましたがそれも25分ぐらいまででしたね...
つまらないミスでのボールロストが多く、易々と流れを相手に引き渡してしまい、攻められるうちに徐々にラインが下がっていき...気が付いたらいつものドン引きサッカーの出来上がりでした( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
■ドン引きサッカーの問題点
ドン引きサッカーの問題点。
それは攻めても人数が少ないのであっさり潰され、はね返してもセカンドボールをすべて拾われ、それこそグロッキー寸前のボクサーのように攻められっ放しになることですかね。
攻められっ放しだと人数はいても集中力が続かずぽかっとやられてしまうんですよね。
この試合も前半こそ、時折カウンターを繰り出してましたが、後半はまさにグロッキー寸前のボクサーのように攻められる一方で、これはいつもうやられてもおかしくない流れでしたが、すんでのところで守り切りました。
クソンユンのファインセーブに救われたってのももちろんあるのですが、今日のところは相手の清水にも相当助けられた感があります。
スピードに弱い我々の弱点を突いてこず、鄭大世頼みで、対面した横山としてはやりやすかったように見えました。
■2点目を取りに行かなかった四方田監督
試合はこのまま1-0で終了。
リーグ戦の連敗を6で止めたわけですが、2点目を取りに行かなかった四方田監督の姿勢に、今後を考えると不安が拭えません。
この試合で、交代で出た選手は
早坂(ボランチの交代)
キムミンテ(3バック同士の交代)
河合(トップを一枚削って守備固め)
といずれも守備での交代。
まあ早坂は前でのキープも狙っての交代とは思いますが、例えば内村を入れてカウンターで追加点を狙うとかそういう考えはなかったようです。
6連敗中っていうのも消極的な采配の要因なんでしょうが、今日は自分たちがよかったというよりは相手に助けられた、運もあったという側面が大きいってのは認識してほしいですよね。
最終盤には都倉を二列目に下げて守備させるとか、NHKの解説の早野氏も疑問を呈してましたが、そこまでしなくても守れるし、2点目取って勝ち切るサッカーだってできる力はあると思うんです。
もっと自信持とうぜ(*`Д´)ノ
次節は7/8(土)アウエーでの大宮戦。
15位札幌と16位大宮。
まさに残留争いの真っただ中の両チームの戦い。
何としても勝ち点3を!
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