中二日での大阪アウエー2連戦。
C大阪戦後は大阪に滞在したことで移動の負荷は軽減できたものの、中二日続きでの3連戦でほとんど選手の入れ替えがない状態で連戦の疲れが出た印象です。
監督交代初戦となったG大阪が予想以上に立て直してきたこともあり、ドローに持ち込むのがやっとでした。
スタメンは3日前に行われた14節C大阪戦から3名変更。
西、昌子、レオシルバに代わり、内田、町田、永木が入りました。
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■CBのアシストでCBが先制点
台風接近中ということで開催が危ぶまれましたが、前日の予報よりも接近が遅くなったことで少なくても試合中の影響は皆無でしたね。
そして、相手のG大阪がついに監督交代を決断し、宮本新監督の初陣と言うことで注目度の高い試合となりました。
監督が代わったG大阪は、”立て直してきたな”という言葉が当てはまって、現FC東京監督の長谷川さんの時のような堅守速攻なチームになっていた印象です。
4-4-2のミラーゲームとなったことも要因としてはあるんでしょうが、G大阪がコンパクトな守備陣形を敷いてきたことで、鹿島も攻め手がなく膠着状態のまま前半は進んでいきました。
前半はスコアレスで折り返しだなと思われた41分にセットプレーから試合は動きました。
左サイド深い位置で獲得したFKを最奥ゴールラインぎりぎりに飛び込んできた犬飼が右足で折り返したのを町田が身体で押し込みました。
CBのアシストでCBがゴールを決めると言う珍しい形で、いい時間に先制しました。
前節はアシストを決めた町田のプロ初ゴール。
この試合でも時折おっ!と思わせるパスがあったりと攻撃センスありそうなプレー振り。
守備面では突っ込み過ぎで裏を取られるって場面がいくつかありましたが、それ以外は粘り強く対応で来ていて十分及第点なんじゃないかなと思いました。
■SB大好き芸人 大岩剛
流れの中では点取れる雰囲気皆無でしたから、セットプレーで得点できたのは非常に大きくて、これで追加点が取れればほぼほぼ試合を持っていけるかなと考えてましたが、不運な同点ゴールで流れを持っていかれましたかね。
試合後のインタビューで米倉選手自身がラッキーだったと認めている通り、シュートではなくクロスでしたがちょっと長くなってニアにポジションしていたクォンスンテの頭上を抜けてゴールイン。
主審の判定に苛立ちが強まり自滅寸前のように見えたG大阪にとって、息を吹き返すのに十分すぎるラッキーゴールで流れが変わってしまいました。
連戦の疲れなのか、特に前線の土居、鈴木の動きがガクンと落ちて、チャンスを作れるところまでいけないようになりました。
こういう時に選手交代で再活性化するのが監督の役目なんですが、ウチの監督ってホントにSB大好き芸人なんですね...と思わずにいられない交代でしたね( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
1枚目:安部→西
西は二列目の右に入って中村が左にまわりました。
2枚目:内田→伊東
二人ベンチに入っているSBを続けざまに投入するとか...狙いがあってのことだとは思いたいのですが、前線が動けなくなってという状態で勝ちに行くなら代えるのそこじゃねえよな感満載の大岩采配炸裂で試合はこのまま終了。
3連勝ならずで勝ち点1に留まりました。
せめて山口をあと10分早く投入してくれたらな...
次節は8/1(水)ホームでのFC東京戦です。
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