ACLの劇的な大逆転勝利の余韻も吹き飛ぶような完敗を喫しました。
相手の強力2トップにあまりにも無策で臨んだとしか思えないような軽い対応で、30分までに3失点を喫し、ここで大勢は決してしまった感があります。
後半は一方的に押し込んだものの、堅守が持ち味の相手では1点を返すので精一杯でした。
スタメンはJ1第6節名古屋戦から2名変更。
平戸、クォンスンテに代わり、小田、曽ヶ端が入りました。
直近のゲーム、ACLグループステージ第3節慶南戦からは7名変更です。
■総評
監督の差です( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
以上。
昨年のこの試合でも同じこと言ってるんですよねw
フィジカルに秀でたディエゴオリヴェイラ、スピードスター永井という絶妙な組み合わせとも言える強力2トップ相手にどういう試合の入りをしてくるかというのがポイントでしたが...普通に戦ってましたねw
ディフェンスの柱とも言うべきチョンスンヒョンを欠き、犬飼、町田という経験の足りないCBさらにクォンスンテも欠いている状況下ですから、前節名古屋と戦ったときのようにまずは守備に重きを置いて試合に入るという戦い方をしてくると思いました。
それがいざ蓋を開けてみると、普通にSBが高いポジションを取ってボランチも前に重心が行き気味という普段通りの戦いぶりで、いやこれで上手くいくんだったら何も文句はないのですが、案の定、永井のスピードとディエゴオリヴェイラのフィジカルに翻弄されての3失点。
もちろん犬飼、町田の対応の拙さはあります。
ありますが、彼らに全責任を負わせるのはあまりにも酷で、SBが絞ったりボランチがカバーしたり、前線も悪い形でボールを失わないなど、チームでできることはもっとあったはずで、チームとして守備の意識統一ができずにFC東京お得意の堅守速攻にいいようにやられてしまったのは監督の責任が大いにあると言えますよね...
後半に入ってから守備が安定し、攻撃に出れたのは、3点リードしたFC東京が守備に重点を置き始めたのもありますし、前半飛ばしたことによるペースダウンもあるでしょうが、前半終了間際に投入された三竿がもたらしたのもあるんじゃないですかね...
サッカーでタラレバは禁句ですが、三竿がスタメンだったらどうなってましたかね。
5日前のACLグループステージ第3節で2点差をひっくり返したことによる驕りじゃないですけど、過信みたいなのは多少なりともあったんじゃないかな。
▼'5 永井(FC東京) FC東京 1 - 0 鹿島アントラーズ
先制点は不運な面もありましたかね。
右サイド室屋クロスに中であわせたヘッドは流れてゴールラインを割るかと思われましたが、ぎりぎり残ったところを拾われ、クロス上げられ、どフリーになっていた永井どんぴしゃヘッド。
運がないというのもありますが、永井にボランチが付くのかCBが付くのかがはっきりしてなかったのが拙かったですね...
レオシルバ凄い悔しがってますけど指示出してる暇あったら永井捕まえてないと...と私は感じましたけど。
▼'16 ディエゴオリヴェイラ(FC東京) FC東京 2 - 0 鹿島アントラーズ
がっつりロングカウンター決められましたね。
久保くんのゆるふわパスに前線で残っていた永井が受けてスピードに乗ったドリブルからスペースへのスルーパスにこれまた前線に残っていたディエゴオリヴェイラが抜け出し、町田を切り返して交わしてシュート。
▼'29 ディエゴオリヴェイラ(FC東京) FC東京 3 - 0 鹿島アントラーズ
これも形的にはカウンターなんですが、最初の犬飼の対応が軽すぎましたね。ボールが抜けると大ピンチになるところですから、もっと慎重にプレーすべきところでしたよね...
その後の町田の対応も中途半端であっさり交わされてしまってGKと1対1にされてしまいました。
▼'55 レオシルバ(鹿島アントラーズ) FC東京 3 - 1 鹿島アントラーズ
完敗の中で一矢報いたレオシルバのロングシュート。
レオシルバはこれでリーグ戦3試合連続ゴール。
この得点後、畳み込んだタイミングでもう1点返せていたら引き分けまでは持ち込めたかもしれないですね...
守備陣が酷かったというのは言うまでもないんですが、土居とセルジーニョはホントによくなかったですね...
セルジーニョはACLも出ずっぱりですから疲れが相当あるように思うんですよね...思い切って休ませてあげた方がいいのでは...金森だっているんだし。
土居は後半途中、山口が入ったところで2トップに入ってからは多少マシになりましたので、サイドというポジションが彼の良さを消しているように思うんですよね...ってのをここ数年定期的に呟いているようなw
次節は4/20(土)ホームでの仙台戦です。
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