関西のホームと言ってもいいぐらい相性のいい吹田スタジアムでしたが、今回は勝ち点1に留まりました。
若手中心のG大阪アタッカー陣のスピードあふれる攻撃に苦慮して先制を許しますが、相手の土俵に敢えて乗っかり、ハイペースな殴り合いとなった後半は一方的に押し込みました。
それでも決勝点を奪うことはできず、勝ち点3を得ることはできませんでした。
スタメンは前節から2名変更。
レアンドロ、レオシルバに代わり、中村、永木が入りました。
■総評
・前半はスピード豊かな相手のアタッカー陣の対応に苦慮し、思わず手が出てファールを貰う場面が時間を追うごとに目立ち出した。
・偏りがちに見えた主審の判定にも苛立ちが見えた。
・後半は一転してハイペースの相手の土俵に乗っかり、個の力の差で押し返すも勝ち越すまでには至らず。
・終盤は相手の足が止まり押し続けた展開から勝ち点3が欲しかった。
簡単に(と言うには字数多いですがw) まとめるとこんな感じで、
前半は相手の出方を伺っているうちに、相手に勢いを与えてしまったのが悔やまれますね。
[ 大岩 剛監督 ]
--後半、立て直したというところで、どういったところが良かったのか教えてください。
前半は相手のボールの動かし方に対してこちらから動いてしまう、食いついてしまうという言葉が適当か分かりませんが、自分たちが動いてしまってスペースを与えてしまったところが多々ありました。後半はそういったことなくコンパクトに守備ができていて、良い攻撃につながっていたのではないかと思います。
https://www.jleague.jp/match/j1/2019/060108/coach/
大岩監督が試合後にコメントしていますが、前半は特に事前に策なく挑んでいる雰囲気で、それに対し個々の判断で食いついてしまったことが劣勢の要因になっていますかね...
そして後半はボールの取りどころを決めていったことで守備の指針が定まってそこからいい攻撃に繋げられたと。
前半の内に追いつけておけたのはホントに大きくて、これがなかったら負けていただろうなとは思うんですが、後半戦い方を修正しあれだけ押し込んだんですからそれで勝ち切れなかったのは痛かったですね。
▼'13 食野(G大阪) ガンバ大阪 1 - 0 鹿島アントラーズ
鹿島の左サイドを崩されたところが起点。
一旦は凌いだかに見えましたが、アデミウソンが戻したところに食野。
ゴール右上隅にしっかりコントロールされていて、クォンスンテとしてはノーチャンスでしたね。
シュートもそうなんですが、最初のクロスの行方を見て、ポジションを変えてフリーになっているところが上手いですね...
このゴールシーン、犬飼ががが と言っている人が多くてVTRを見直すとアデミウソンとの競り合いでファールを主張してプレーを止めてしまっているんですね...
このファールの是非はともかく、明らかなファールとは言えないですし、もしそうだとしても審判が笛を吹くまではプレー止めちゃいかんです絶対。
(´-`).。oO(個人的にはアデミウソンが上手かったと思うで)
▼'43 土居(鹿島) ガンバ大阪 1 - 1 鹿島アントラーズ
これは綺麗なゴールでしたね。
大きなサイドチェンジを受けた安西がワントラップ目で相手を交わし、中へのカットインからアタッキングサードでフリーだった土居へパス。
土居はワンタッチ目で相手の逆を取り、ツータッチ目でシュート。
安西、土居のワンタッチ目で相手を交わす個の力が生んだ同点ゴール。
攻撃陣では土居がよかったですね。
流動的に動いて潤滑油の役割をこなしながらも、ゴールへ向かう怖さもあって、相手に取って脅威になり続けました。
これまでは前者の役割のみで、ゴールへ向かう怖さがなかった土居でしたが、ここ数試合それに変化が見られて、これを続けてくれればもっといい選手になると思うんですが。
レオシルバが負傷のためベンチ外。
負傷の度合いとしては軽いようなんですが、彼がいないと攻撃のバリエーションが間違いなく減りますよね...守備面はそれほど変わりないように感じていますが。
次節は6/14(金)ホームでのC大阪戦です。
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