試合開始時点で30度越え。
高温多湿の中、試合間隔が中二日の相手に対して休養十分であった札幌ですが、そのアドバンテージを生かすことはできませんでした。
前半にあったいくつかの決定機を決め切れないと、後半開始直後に失点。
その後もペースを上げて攻め続けますが、1点が最後まで重くのしかかりました。
スタメンは前節湘南戦から1名変更。
荒野に代わり深井が入りました。
■総評
・評価が難しい試合
前半いくつかあった札幌の決定機はポストに嫌われ、
後半開始直後に広島にワンチャンスを生かされての失点
その後、札幌が攻め続けるが広島の堅い守備ブロックを崩せず試合終了
3行でまとめるとこんな感じで、ペトロヴィッチ監督は内容自体は悪くなかったとのコメントを出していますが、個人的にはそうは思わないんですよね...
具体的には、札幌の選手がパスの出し先を探すって場面が目立っていまして。
オフザボールでの動き出しが少ないためかなと思い、その要因は暑さで思うように体が動かないもしくは動きを抑えているためでは?と感じました。
これだと相手も対応はし易く、特に後半は得点の香りは感じなかったですね。
・ワンチャンスを生かすということ
そして、この試合だけでなく最近の札幌の試合を観ていて気になるのは、シュートまで手数を掛け過ぎなんじゃないかと言うのと、
厳しい場面を見越したシュート練習してないんじゃないか説ですかね。
前者については以前にも書いたように思うんですが、おまえそこでパスしないでシュート打てやあああ(*`Д´)ノってのに集約される通り、より確実に点取れる方に倒す的な選択でのパスなんでしょうが...もっと思い切りが欲しいですよね。
後者は、最近感じていることで、試合の中で何のストレスもなくシュートを打てる場面ってほとんどなくて、終盤だと疲労困憊な状況で決めなくてはいけない場面もあるのですが、最近の札幌の試合を観ていると、ビハインドを負っていての終盤に決めるって場面を見ていないような気がしていまして。
逆に淡白さの方が目立つ印象でして。
攻撃の組み立てに関しては相当洗練されてきていますので、そろそろ次のステップに進むべきところではないのかなと思うわけです。
▼'49 稲垣(広島) サンフレッチェ広島 1 - 0 北海道コンサドーレ札幌
札幌の右サイドを攻略された形です。
進藤が裏取られたのが目立ちますが、裏に出したことでできたスペースを使われているのが致命傷でしたね。
中は人数揃っていただけに、スペースに広島の選手が走ってくることが想像できず付いていけず、一足早くシュートを打たれてしまいました。
この失点シーン以外ではしっかりと抑えれていましたので残念な場面でした。
次節は8/10(土)ホームでの浦和戦です。
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