ACLの関係で未実施だった第16節が行われました。
試合開始時点で30度越えと、灼熱下でのナイトゲームとなりましたが、両チームとも狙いがはっきりしていて、一瞬のスキが命取りになりかねないスリリングなゲームとなりました。
スタメンは前の試合J1第20節から2名変更。
伊藤、曽ヶ端に代わり、土居、クォンスンテが入りました。
■総評
・消耗戦は痛み分け
試合開始時点で30度越えと、日が落ちて湿度が高くなる時間帯を考えると、サッカーをするのは厳しいコンディション下での試合となりました。
試合全般としては、厳しいコンディション下とは思えない、一瞬のスキが命取りになり兼ねないスリリングな展開で、なかなか面白いゲームでしたかね。
それでもさすがに70分ぐらいからは両チームともミスが目立ち始めて、そこからスコアが動き始めました。
浦和は大槻組長になって初めてしっかり観ましたが、サイド攻撃を中心としつつも、スペースやギャップを狙い続けるなかなか手強そうな攻め方をしてくるなあという印象を抱きました。
・勝ち点1に対する二つの側面
鹿島からの視点で見ると
先制した1点を守り切れず、終了間際に追いつかれての勝ち点1
と
試合全般の主導権は握られ続けていて、相手の決定機逸に救われての勝ち点1
という二つの側面があるのかなと。
浦和の守備ブロックが強固だったのもあるでしょうが、最近の好調をけん引してきた前線の4人(土居、セルジーニョ、レアンドロ、白崎)がイマイチでしたかね。
まあ調子がいい状態がずっと続くわけではないでしょうからこういう試合もあるのでしょうが、レオシルバがいないのも地味に効いていますね。
▼'77 伊藤(鹿島) 浦和レッズ 0 - 1 鹿島アントラーズ
セルジーニョからのリターンパスをスペースで受けた土居がライン際まで切り込んでから、GK西川の頭上を抜くゆるふわクロスにファー飛び込んできた伊藤ヘッド。
西川掻き出すもゴールインが認められての先制点。
伊藤の高さを存分に生かした土居のクロスで勝負ありでした。
▼'88 興梠(浦和) 浦和レッズ 1 - 1 鹿島アントラーズ
興梠に付いていたはずの町田がマーク外してしまっていて、フリーで打たせてしまいましたね...
山中のクロスもピンポイントで秀逸でしたが、興梠がマークを外す動きをしていたわけではなかったので...悔やまれる失点でしたね。
中二日でJ1第21節があります。
アウエーでの湘南戦です。
消耗戦から中二日で走力に優れる湘南相手ですか...
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