アウエー中国に乗り込んだチームを待ち受けていたのは、猛暑が当たり前になった日本国内でもそうそうお目にかかれない過酷な暑さでした。
アウエーゴール奪えずのスコアレスドローだけ取れば満足できる結果ではありませんが、過酷なコンディション下でのアウエーであることも鑑みると、及第点を与えたい1stレグと思います。
スタメンは5日前のJ1第24節から3名変更。
名古、ブエノ、小池に代わり、レオシルバ、チョンスンヒョン、犬飼が入りました。
■過酷すぎる猛暑
中国に乗り込んだチームを待っていたのは、ナイトゲームで34度と言う過酷すぎるコンディションでした。
それに加えて広いスタジアムはホームチームサポーターでびっしり埋まっている完全アウエー。
完全アウエーの雰囲気、酷暑と言って差し支えないコンディション、これは間違いなく難しい試合になることを予感させました。
スタジアムの雰囲気はともかく、酷暑のコンディションはホームチームも一緒で、両チームとも手堅いプレーが目立った立ち上がりでした。
その中でも両チームとも攻めの怖さは出していて、緊迫感溢れる序盤でした。
ペースを握っていたのは広州恒大の方ではありましたが、20分を境に急速にペースが落ちだしまして...
鹿島もペースの落ちた相手の隙に付け込むだけの余力はなかったようで、両チーム単発でチャンスは作るものの、畳みかけることはできなく前半終了。
後半に入って、ホームで何としても勝ちたい広州恒大がギアを上げてきたことで、スペースができて逆に鹿島も付け入る隙も出てきて、スリリングな展開に。
流れは広州恒大ではあったものの、鹿島もいくつか決定機があり、どちらに転んでも不思議ではありませんでしたが、時間を追うにつれ両チームとも暑さのためか動きが少なくなり、プレー精度も落ちてきて、前半同様、単発でチャンスを作るに留まり、そのままタイムアップ。
アウエーでの引き分け自体は悪くない結果なんですが、アウエーゴールを奪えていれば満点与えてもよかったんですが...
でも、酷暑のコンディション下であったことも考慮に入れると、ホント負けなくてよかったかなとも言えるので、なかなかに評価の難しい1stレグでした。
■準々決勝勝ち上がりの条件
2ndレグは3週間後の9/18(水)にホームカシマスタジアムで行われます。
準々決勝勝ち上がりの条件を整理しておきましょう。
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鹿島〇
無条件で勝ち上がり
△
0-0→延長戦
上記以外(1-1, 2-2など)→準々決勝敗退
鹿島●
準々決勝敗退
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アウエーゴールを許すと90分で2点以上奪わないと敗退となります。
先に失点すると難しくなりますので、何としても先制して、相手が出てきた隙を突いて追加点をしたたかに奪うというのが理想の展開ですね。
中3日でJ1第25節があります。
9/1(日)アウエーでの清水戦です。
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