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【2023 J1 第4節】鹿島アントラーズ 0 - 0 アビスパ福岡 数的不利になってからの方が勝ち切れる雰囲気だったスコアレスドロー

 

スタメンは前節から1名変更。 

関川に代わり、昌子が入りました。

4日前のルヴァンカップ初戦からは11名全員変更。

 

■ハイライト 

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■総評 

・4-4-2でスタートした理由

・2枚とも厳しい判定だったイエローカード

・数的不利になったことで試合が動き出す

・ベテランCBコンビの功罪

 

■感想 

評価の難しい一戦というのが率直な感想でした。

 

ホームでの勝ち点1は決して褒められたものではないのですが、後半途中で数的不利になりながらも負けなかったことや、終盤は逆に勝ち切れるチャンスがあるぐらいの内容だったようにポジティブに捉えられる点もありという感じで一概にいいとも悪いとも言えない一戦だったからなんです。

 

ここまでの3試合は4-3-3でのスタートでしたが、試合途中からは使っていた4-4-2をスタートから初めて使ってきました。

 

これに対する監督の狙いについて書かれている記事は見つけられなかったので私の想像にはなるんですが、これまでのように3トップで前からハメようとした場合に福岡はそれを回避するロングボール主体の戦い方をしてくると予測したんだと思います。

 

3トップの前プレに連動して寄せてミスを誘うというのが戦術の胆ですから、それをロングボールで回避されると後ろの備えが心許無くなりますので、相手に合わせて4-4-2でプレッシャーをかけるラインを少し後ろ目にすることで中盤に厚みを持たせたんじゃないかなと思ったのです。

 

ただ、その狙いはあまり機能せず、逆に前線が2枚となることで相手の3バックとの対峙では数的不利となり、ただでさえ5-4の2ブロックで固めている相手守備を崩せないという状態になっていました。

 

後半早い時間に佐野が2枚目のイエローカードで退場となり、鹿島が数的不利になったことで、これまで比較的おとなしい展開に終始していた試合が動き出しました。

 

一人多くなった福岡がアグレッシブさが前面に出てきたことがその理由ですが、これを逆手にとってカウンター気味に一発を狙う鹿島の方が勝ち筋がありそうな雰囲気でした。

 

佐野の2枚のイエローカードですが、どちらもカードを出すには厳しい判定だと私は感じていて、特に1枚目はファールはファールですが、これでイエロー出されてしまうのはホントに気の毒で、試合後の岩政監督が判定に苦言を呈すのも、監督していっていい内容かは別として、言いたくなる気持ちはわかるなーと思いました。

 

怪我で出遅れていた昌子が初めてスタメンに名を連ね、かつてコンビを組んでいた植田とお互い海外経験を経たベテランとして再びコンビを組みました。

 

一言でいうと、”さすが!”というしかないプレー振りで、高さ強さはもちろんのこと、経験の積み重ねによる危機察知能力がなければ失点していた場面もあったように感じ、守備では大きく貢献したように感じました。

 

一方で、現代サッカーでは最終ラインにも求められる攻撃面での貢献は今一つ。

植田のロングフィードは正確性を欠き、昌子のビルドアップは危なっかしく感じ、バックパスが弱くてあわや大ピンチって場面もありましたね。

 

岩政監督の志向しているサッカーだと攻撃面が大きな足枷になってくるように感じていますが、一方で守備面では安定度がありと功罪入り混じりで悩ましいところかなと、この試合を観て感じた次第です。

 

■得点シーン

なし

 

 

次節は3/18(土)アウエーでの横浜F・マリノス戦です。

 

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