スタメンは前節から2名変更。
浅野、馬場に代わり、キムゴンヒ、小柏が入りました。
■ハイライト
■総評
・挑んでくる相手には機能するマンツーマンディフェンス
・今年も戦術小柏なのか？
■感想
5シーズンぶりにJ1に戻ってきた新潟のホームに乗り込んでの戦いはシーソーゲームの末の痛み分けに終わりました。
マンツーマンディフェンスが機能し、内容で上回るも決定機の質では見劣った、総じて言うとそんな一戦でした。
札幌の特異なマンツーマンディフェンスに対して待ち構えるのではなく、この試合の新潟のように挑んできてくれる相手だと機能する傾向がありますが、この試合では前線からの連動したマンツーマンディフェンスで追い込んで相手のミスを誘ったり、インターセプトしたりといったシーンが特に前半は目立った印象で、それは今シーズン初出場となった小柏の機動力が中心となって生み出されたもののように感じました。
そして、攻撃面でも時には起点になり、時には裏への抜け出しで決定機を創出したりと、彼一人が入ることでここまで違うものかと感じるほどの変わりようで、2023シーズンの札幌は小柏のチームと言っていいのかもしれません。
ただ、オフザボールの動きには長けているんですが、ボールを持った後がイマイチという点はさほど変わっておらず、それが決定機の質で見劣った要因なのかなとも感じています。
小柏が相手を引き付けることで、キムゴンヒや金子、青木といった近しいポジションの選手たちがより持ち味を生かせるようになっているように感じたので、小柏がどれだけ無事にシーズンを過ごせるかに今年の札幌の浮沈がかかっているのかもしれません。
■得点シーン
🔴1点目⚫️
— 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) March 4, 2023
ケガから復帰の #小柏剛 選手のクロスから#青木亮太 選手が腹部で押し込みゴール⚽️
🏆2023明治安田生命J1リーグ第3節
🆚アルビレックス新潟#コンサドーレ #consadole pic.twitter.com/igBtrTEaZ9
田中駿の裏スペースへのパスに持ち味のスピードで抜け出した小柏のダイレクトクロスに青木がお腹で押し込んだ形。
最後は相手ディフェンスの足先に当たってコース変わっているので限りなくオウンゴールに近いゴールでしたかね。
一度攻撃が防がれた後に相手陣地で追い込んで奪いきってからの同点ゴールでした。
キムゴンヒ→菅→金子からのパスを受けた浅野が荒野とのパス交換からの左足一閃。
見事なコントロールショットでしたね。
次節は3/12(日)ホームでの横浜F・マリノス戦です。
週中にはルヴァンカップも開幕。
3/8(水)アウエーでの鳥栖戦です。
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