スタメンは前節から1名変更。
佐野に代わり、土居が入りました。
■ハイライト
■総評
・幸運なPKで得た虎の子の1点を守り切る
・勝ち試合はパレジで締める
■感想
昇格組のジュビロ磐田をホームに迎えた一戦。
かつてはナショナルダービーと言われるほど、しのぎを削った時期もありましたが、鹿島が一蹴しても不思議ではない現在の立ち位置。
序盤は鹿島が優勢に進めるも、時間を追うにつれ磐田が構造的な崩しで徐々に押し返す試合展開。
一昨年にJ2降格した上に、一年間補強禁止処分という苦境を乗り越えて一年でJ1に戻ってきたのは伊達ではないなと感じさせるのは、磐田横内監督の手腕なんでしょうね。
2トップのジャーメイン良、ペイショットで収まるのが厄介で、そこからサイドに展開してそれにより生まれたギャップを突くというのが基本的な崩しに見えましたが、一年間の積み上げによる精度の高さもあり、思っていたよりもずっと手強い印象を受けました。
時間を追うにつれ鹿島からは得点の匂いが消えて、幸運なPKで得た1点を守り切るのが精一杯でしたかね。
鹿島は佐野の離脱が長引いているようで、本職ではない土居がボランチに入りました。
守備面ではさすがに怪しさ満々で、それも苦戦の要因になったとは思いますが、攻撃面ではボール回しの中継点として上手くボールをばらしたり、時によってはドリブル突破で打開点を見い出したりと、及第点以上ともいえる出来栄えだったように感じました。
今シーズンからコンバートされた知念はすっかり慣れたもので、もう何年もボランチをやっているんじゃないかと錯覚するほどの安定感を見せてくれましたが、本職ではない土居との組み合わせで負担が大きかったのか、試合終盤で足が攣っての途中交代。
代わりにボランチに入ったのがこれまた本職ではない右SBの濃野。
柴﨑の離脱も続いており、ボランチ不足が続いていくようだと厳しくなっていくかもしれないですね。
前の試合に続いて終盤に起用されたパレジが安定したプレー振りで逃げ切りに貢献しました。
身振り手振りで味方を落ち着かせたり、カウンターの起点として惜しみなくスプリントしたりと献身さが印象的で、目立たないけれどもクオリティーの高さを感じさせ職人的な要素があるのかも。
■得点シーン
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) March 30, 2024
ド真ん中に蹴る勇気🔥
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鈴木優磨がPKを真ん中へ
豪快に蹴り込む‼
ホームの鹿島が先制
🏆明治安田J1第5節
🆚鹿島×磐田
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/WNMriGSifc
PK獲得のシーンはハイライトに含まれています。
CKからの競り合いの中で磐田側のハンドと判定されたもので、判定自体に疑いの余地はないのですが、磐田側からするとアンラッキーで鹿島側からすると運が向いた判定でしたね。
次節は4/3(水)アウエーでの福岡戦です。
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