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【2025 J1 第9節】鹿島アントラーズ 3 - 4 京都サンガF.C.　楽勝ムード暗転...まさかの逆転負けでホーム無敗記録ストップ

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スタメンは前節から3名変更。 

小池、チャヴリッチ、舩橋に代わり、荒木、松村、柴崎が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・楽勝ムード暗転

・圧力かけ続け圧倒した前半で3点目を取り切りたかった

・どっちつかずだった後半の戦い方

・京都前線の破壊力に屈する

 

■感想 

前半終わった時点では楽勝だと思ったのは私だけじゃないですよね...

 

立ち上がりから強度高く押し込み続けた鹿島に対して、京都はファールで止めるしかないありさま。

京都は鹿島の圧力に全く対応できない状態で前半を終えましたが、スコア差が2点だったのが勝敗の肝になりましたね。

 

鹿島は、前線からの強度の高さに加え、久しぶりのスタメンとなった荒木、柴崎のテクニックがいいスパイスとなった印象。

特に開幕戦以来のスタメンとなった荒木は、サイドハーフの役割をこなしつつ持ち味を発揮できた印象で、スタメン争いに割って入れそうな出来でしたかね。

 

ただ、ミッドウィークにもリーグ戦がある過密日程の3戦目にしては飛ばし過ぎな印象があり、後半早い時間に足が止まるような気がし、あれだけ圧倒していた内容で3点目取り切れなかったことが悔やまれます。

 

後半立ち上がりこそ前半の勢いそのままにな入りでしたが、シンプルにサイドの裏を取り続けてきた京都に徐々に流れを引き渡してしまいます。

 

1点差にされ、鹿島のペースが落ちてきたことは素人目にも明らかで、雲行きが怪しくなってきます。

 

鬼木監督もただ手をこまねいていたわけではなく、2列目4枚の内3枚を一度に入れ替える交代を敢行。

動きの落ちた中盤を入れ替えることでチームを再活性化する狙いだったのは理解できますが、この交代は功を奏せず、相手の勢いを止めることはできませんでした。

 

思うに、前線のパワーも落ちている状況で、早めにシンプルにサイドの裏を取り続ける相手のボールの出どころを止めるには、交代カードは違ったんじゃないでしょうかね。

ただ、チャヴリッチ、徳田が離脱中で前線が駒不足だったという点が鬼木監督の選択に影響した面はありそうです。

 

疲労の色濃くても一発のあるレオセアラ、優磨をピッチに残しておきたいという思いもあったのでしょう。

 

連戦の疲れを考えると、早めに守備重視の戦い方にシフトするという選択肢だったら結果は違ったのかもなとも思いますが、それはタラレバ話ですかね。

 

結果的に3点目を取りに行くのか、リードを守り切るのか、どっちつかずな戦い方になってしまった面は否めず、それが逆転負けという悪夢に繋がってしまったと言えるでしょう。

 

でもまあ、最終盤のラファエルエリアスを中心として4トップ気味にしてきた京都前線の破壊力は率直に凄いと思いましたかね。

特にラファエルエリアス。

前線からの守備もサボらず、最終盤でのあの決定力には脱帽するほかありませんね。

 

■得点シーン

 

相手陣地深い位置でのスローインからの先制ゴール。

濃野クロスは跳ね返されるも、こぼれ球拾った柴崎が柔らかいボールタッチから優磨へ。

優磨、ディフェンス背負いながらのキープからのパスにレオセアラダイレクト。

 

 

セットプレーからの追加点。

左サイド荒木FKを最奥植田が足で流したのをレオセアラダイレクト。

 

 

サイドの裏を狙われるシーンが増えた後半。

ディフェンスを4人引き寄せたラファエルエリアスの落としからのシュートはブロックしたもののこぼれ球を押し込まれる。

ゲーム展開としてはまだ十分時間のある時間帯に1点差にされたのが大きかったですね。

 

 

左サイドからの早めのクロスがラファエルエリアスにどんぴしゃ。

守備側に人数が揃う前に早めにクロスを入れてラファエルエリアスの個の力に委ねたのが1失点目と被りますね...

 

 

スローインからの流れで3失点目。

深く抉られてからのクロスにラファエルエリアス。

これぞゴールへの嗅覚なんでしょうね。

クロスの落下点の予測が一番早かったですね。

 

 

もはや追いつく馬力はないと思われたところからの師岡ミドル一閃。

これでわからなくなったと思われましたが...

 

 

ロングカウンターからの京都前線の決定力に屈しました。

ラファエルエリアスの決定力もですが、その前に原のシュートフェイントが効いてましたね。

 

 

次節は4/12(土)アウエーでのセレッソ大阪戦。

ミッドウィークにルヴァンカップ2回戦。

4/9(水)J2レノファ山口戦です。

 

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