互いの良さを消しあう堅い試合となりました。
早い時間に先制しましたがそれも長い時間は続かなく、パトリックにいいように翻弄されての3失点で完敗。
今の順位がそのまま結果に表れた格好ですが、リーグ戦に掛ける意欲の差もあったのかなと。
リーグタイトルが見え始めた広島と、それがすでに絶望的でACLという別のタイトルに重点が行きがちな鹿島の差もあったように感じた完敗でした。
スタメンは4日前のACL準々決勝1stレグ天津権健戦から1名変更。
内田に代わり西が入りました。
直近のリーグ戦24節磐田戦からは4名変更。
【J1採点&寸評】広島3-1鹿島|広島のパトリックがさすがの存在感!対する鹿島はセルジーニョが奮闘するも… | サッカーダイジェストWeb
■順位の差がそのまま結果に出た
似たチームの戦いだなというのが試合通しての感想。
4-4-2という見た目のフォーメーションだけでなく、相手の良さを消すサッカーも似た雰囲気を醸し出してましたね。
そんな両チームの戦いはゴールシーン以外は見せ場の少ない堅いゲームに終始した感じでした。
先制はカウンターから鹿島。
中盤でボールを受けた鈴木が駆け上がってきたセルジーニョに渡して自らも上がります。
セルジーニョは中央ドリブル突破でディフェンス2枚を引き付けてから鈴木へ。
鈴木はディフェンスのタックルを掻い潜ってセルジーニョへ折り返し、セルジーニョは落ち着いて流し込みました。
■鹿島と広島の差はどこあるのか?
ここまでチャンスすら皆無だった鹿島が先制しましたが、リードの時間は長く持たず不用意なファールから与えたFKで追いつかれます。
随分気持ちよくヘディングさせちゃいましたね...
付いてたのはチョンスンヒョンですが、スンヒョンが止まっている状態からのジャンプだったのに対してパトリックは多少なりとも勢いつけてジャンプしているのでその差が出た感じでさすがここまでJ得点王だけあるなという印象です。
広島の逆転ゴールもセットプレーから。
パトリックに競り返した跳ね返したもののこぼれ球をダイレクトで放り込まれ、それもクォンスンテが弾き返しましたが、そのこぼれ球を押し込まれました。
広島も決してチャンスは多くありませんでしたが少ないチャンスを確実に仕留めるあたりさすが首位を独走しているだけありますよね...
そして後半立ち上がりに3点目を取られてジエンド。
パトリックに渡った時点で前にフィールドプレーヤーは犬飼しかいなく、そもそもポジショニングの問題はあるのですが、それを差し引いても1対1の場面で安易に突っ込んであっさり交わされるのはいかがなものかと。
まずは少しでもディレイさせてサポートを待つかそれが無理ならファールしてでも止めるところですよね...
3失点目以降はパトリックには好きにさせませんでしたから尚更この対応が悔やまれますね。1点差だったらまだまだ試合の行方はわかりませんでしたから。
試合はこのまま1-3で終了。
点差ほど力の差は感じませんでしたが、広島には戦術兵器となり得るパトリックがいて鹿島にはいなかった分の差が1-3というスコアに表れたのかなと。
■自ら試合の流れを手放す交代カードを切る監督がいるのです
最後に少しだけ。
これまで何度も思ったことなんですが、我がチームの監督はホントに学習能力ないのかなあ...と思うのが、自ら試合の流れを手放す交代カード切ることでして。
キープ力で効いていたセルジーニョ下げて、右サイドで起点になってチャンス作るようになってきていた遠藤下げてとこの試合でも私のような素人が見てもわかるような糞采配で自らシアノ流れを手放してしまいました。
いつまでこの監督で行くんですかね...ACL敗退しても解任されないような気さえしてきました。
週中にルヴァンカップ準々決勝1stレグが行われます。
9/5(水)ホームでの川崎戦です。
2ndレグは9/9(日)です。
リーグ戦次節は9/14(金)ホームでの湘南戦となります。
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