2016年に開催国王者としてクラブワールドカップ準優勝の鹿島アントラーズが今年はアジア王者としてクラブ世界一決定戦の舞台に戻ってきました。
立ち上がり早々に失点する最悪の入りでしたが、やられ放題だった前半を耐え忍ぶと後半ギアを上げての逆転勝利。
2年前を思い起こさせる戦いぶりで初戦突破。
次は2年前のリベンジです。
スタメンは前の試合となった天皇杯準決勝浦和戦から3名変更。
鈴木、安部、西に代わり、土居、レアンドロ、レオシルバが入りました。
■最悪の入り
立ち上がりから圧力掛けて攻めてきたメキシコの雄にあっさり屈しての失点でした。
右サイドを個のスピードで突破されてからのクロスに一山越えられてのヘッド。
さしものクォンスンテも至近距離で逆を突かれた形で触るのが精一杯でした。
その後も、まさにやられ放題、フルボッコと言ってもいいほど一方的に押し込まれて、何点取られてもおかしくない流れでしたから、0-1で前半を終えられたことで逆にチャンス出てきたかなという思いを抱きつつな前半終了でした。
相手のグアダラハラは格上の存在ともいえ押し込まれることは想定内でしたが、ここまで一方的に押し込まれたのは相手もそれこそ前半で試合決める勢いで圧力掛けてきたこともありますが、それに加えて鹿島が前線でボールが収まらなかったのも大きかったですかね...
鈴木が怪我で欠場となったのももちろんですが、長期怪我明けでスタメン復帰となったレアンドロの大ブレーキも大きかったです。
動き自体は悪くないように見えましたが、長いこと試合から遠ざかっていたことによる試合勘の欠如的なものを大きかったように感じました。
長期怪我明けで数試合試運転しただけでいきなりクラブワールドカップの大舞台というのはさすがにきつかったのかなと...
■逆襲の後半
そしてそのレアンドロに代えて安部を入れた後半立ち上がり、同点に追いつきます。
クォンスンテのふぃーどをセルジーニョが収めて、土居に裏抜けのパス。サイド破った土居のグラウンダークロスに永木が飛び込んで押し込みました。
安部が中盤で起点になり、トリッキーなドリブルで相手の脅威になりと、選手交代的中でしたが、早いタイミングで追いつけたことが大きかったですね。
逆転ゴールはセルジーニョが決めたPKでしたが、そのPKを獲得したのは土居の突破。
実質的に2アシストだった土居、久々に良い所見せてくれましたね。
ダメ押しとなった3点目は安部と入ったばかりの安西の若武者コンビのパス交換で左サイドを完全に破ってからの安部右足。
昨年感じた衝撃に比べると今年は物足りない活躍だった安部ですが、これは見事なゴールでしたね。
■クォンスンテ&チョンスンヒョンがいなければ...
試合は後半アディショナルタイムにVARでの判定でPKを与え、それはクォンスンテが弾き出しましたがこぼれ球を押し込まれて1点差で試合終了。
安部の3点目が効いた形で、3-2で勝ち切りました。
後半3得点の攻撃陣ばかりが目立ちますが、グアダラハラの攻撃を跳ね返し続けた守備陣、特に2人の韓国人助っ人クォンスンテ、チョンスンヒョンがいなければもっと失点していたでしょうね。
チョンスンヒョンは気が付けばロングボールを羽化している場面ばかりが目立ち、まさに鹿島の壁として立ちはだかってましたし、出来が今一つであっさり交わされる場面が目立った昌子のカバーにも顔を出したりしていましたね。
そして安定の神セーブで立ちはだかったクォンスンテ。
毎試合言っている気がしますが神様仏様クォンスンテさまさまでしたよ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
それ止めれるのか( ̄○ ̄;)ってレベルのセーブを毎試合見せてくれていて、冗談抜きでJリーグ随一のGKだと思うわけですよ。
■いざリベンジヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
準決勝で待ち受けるのはレアルマドリード。
そう、2年前のクラブワールドカップ決勝で屈した相手です。
あのセルヒオ・ラモスへの忖度がなければどうなっていたか...というのは言い過ぎですが、当時最強を誇っていたあのレアルマドリードを土俵際まで追い詰めた激闘から2年経ち、雪辱のチャンスを自力で勝ち得ました。
いい試合を!
なんて言いません。
絶対かああああああああああああああああつ(*`Д´)ノ
キックオフは12/19(水)深夜25:30です。
まずはキックオフに起きれるかの戦いが待ってますw
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