試合全体としては低調と言える内容だったと感じましたし、おおよそ試合の半分を相手より一人多い状態での最少得点差での勝利は満足できるものではありません。
ですが、相手GKの好守もありましたし、相手の良さを出させずに勝ち点3を取り切れたことは、長いシーズンを考えると評価してよく、内容が悪くても勝つ鹿島らしい試合だったとは言えますかね。
スタメンは4日前のACLグループステージ第1節ジョホール戦から6名変更。
セルジーニョ、金森、遠藤、山口、名古、平戸に代わり、土居、伊藤、レアンドロ、安部、レオシルバ、内田が入りました。
■総評
内容的には決して褒められたものではありませんでしたが、湘南が得意とする攻守の切り替えが早い、走力がモノを言う展開に持ち込ませなかったのが勝ち点3に繋がったのかなと言う感想です。
前半の終了間際に湘南の選手が2枚目のイエローで退場になったことで、勝ち点3を狙う上では逆に難しい試合になったとも言えますが、相手が一人少なくなったことで明らかに戦いやすかった面もありますかね。
相手目線からでも湘南に出た2枚目のイエローは厳しい判定だったかなと思います。
相手GK秋元の好守もありましたし、こういう内容の伴わない試合で勝ち点3を取り切れたことは評価できるかと。
まあ、評価できるとしたらそれぐらいだって話しなんですが( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
▼'58 安西(鹿島) 鹿島アントラーズ 1 - 0 湘南ベルマーレ
中央でのパス交換で揺さぶりをかけてから、右サイドに流れていたレオシルバからのクロスが最奥にフリーで入ってきた安西へ。
安西は胸トラップから切り返しての右足。
これが値千金の決勝ゴールとなりました。
あああ...まさにしぶとくと言うのが的を得てますね。
湘南の精度の低さに助けられた格好ではありますが、安易に突っ込んでいかず焦れずに我慢強く守った印象が強い試合でしたね。
個人的に注目していたレアンドロですが、セルジーニョが入ってからの左二列目での躍動感のある動きが彼本来の姿で、それまでの右では持ち味が出ないようですね。
始めから左サイドだったらどうなるか、もう一度チャンスがあるといいのですが。
中二日でACLグループステージ第2節があります。
アウエーでの山東魯能泰山戦です。
J1第4節はそこからさらに中4日、アウエーでの札幌戦。
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