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【2019 ACLラウンド16 2ndレグ】サンフレッチェ広島 3 - 2 鹿島アントラーズ アウエーゴールが大きくものをいった薄氷のラウンド16突破

開始直後にディフェンスの要チョンスンヒョン負傷退場という非常事態に始まった試合は、どちらにも転びうる展開ではありましたが、要所で光るプレーを見せた土居の活躍で、この試合を落としはしたものの2戦トータルでの勝ち上がりとなりました。

ホーム&アウエー2戦トータルで3-3ながら、ホームでアウエーゴールを許さなかったことが大きくものをいった薄氷のラウンド16突破でした。

 

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スタメンは1stレグから2名変更。

白崎、安西に代わり、名古、町田が入りました。

 

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■いきなりの非常事態
2ndレグはいきなりのアクシデントで幕を開けました。

最初のセットプレーで、チョンスンヒョンが左足太ももを痛め、プレー続行不可能となり、関川と交代。

開始4分で守備の要を失うという非常事態となりました。 

そういう事情もあったのか、その後は安全なクリアが目立つリスク回避の立ち上がりとなりました。

ビハインドを負っている広島が前掛かりで来たこともあり、25分時点でボール支配率は3割もいかないほどの押されようではありましたが、まさにワンチャンスを生かしたショートカウンターで値千金のアウエーゴールをゲットします。

 

レオシルバ起点のショートカウンターは、左サイド名古のクロスは弾かれますが、こぼれ球を拾った土居がワントラップしての右足がゴール左隅に決まりました。

混み合うゴール前から少し離れたところにポジショニングしていた土居の位置取りが光った先制ゴールでした。

 

■チョンスンヒョン不在の影響がじわりじわりと

これで2戦トータル2-0となり、アウエーゴールでも上回り絶対的に有利な状態となりましたが、後半開始からパトリックを投入して2トップにし、2トップの高さを生かしたサイドからの放り込みを主軸にしてきた相手に2点を献上します。

ルーキー関川に全ての責を負わせるのは酷ですし、彼だけの責任では当然ないのですが、ハイボールをことごとく跳ね返してくれるチョンスンヒョンがいれば...と思わせる展開ではありました。

パトリック投入を機に4-4-2に変更してきた広島は攻守にしっくり来てない感満載で特に守備に問題がありそうに見えましたが、得点に繋げられずにいると流れを相手に引き渡しての立て続けの2ゴールでした。

 

■雌雄を決したのは相手GKの2プレーと...

これでトータルスコア2-2となり、アウエーゴールの差で辛うじてまだリードを保ってましたが勢いは完全に相手にあり、このままひっくり返される流れでしたが、その流れを止める大きなワンプレーがありました。

鹿島ゴール前でのセットプレーを跳ね返すと、カウンターにいち早く走りだした土居へパスが。

そこに相手GK中林が飛び込んできてそれを交わそうとした土居が倒されます。

当然このプレーはファールとなり、中林はレッドカードで退場処分に。

ハーフウェーを少し超えた位置でディフェンスもそれほど離されていませんでしたので、これはちょっと早まったかなというプレーではと感じました。

あと1点というところまで行って押せ押せムードの中で、その流れを止めたと言ってもいいワンプレーでした。

 

そして1人少なくなった広島はフィールドプレイヤーを削って、GK林を投入しましたが、その林のワンプレーが2つ目のアウエーゴールの起点となりました。

まだアディショナルタイム突入まで数分ある時間での広島のCKに何とGK林が上がってきていまして。

アディショナルタイムも終わりに近い時間であればよく見る光景なのですが、ちょっといやだいぶ早まった感じありますな...と思ってたら、あっさりカウンターを受け、土居→レオシルバ→土居と繋げてから土居が無人のゴールへロングシュートを決めてしまいました。

 

これでトータルスコア3-2、アウエーゴールでもリードされている広島は5分のアディショナルタイムに2点取らないと敗退という状況に。

ベンチからの指示は当然あったものと思われますが、相手ながら我慢できなかったのかね...と感じましたよね。

 

試合はアディショナルタイムに帳尻PKと言っても差し支えないPKを決められ、トータルスコア3-3で試合終了。

1stレグでアウエーゴールを許さなかったのが大きくものを言って鹿島アントラーズが2年連続でのラウンド16突破となりました。

”帳尻”と言ったのは、そこに至る主審の判定に広島に不利になるような微妙なものがいくつかあったことからそのように私が勝手に表しました。

認められていればトータルスコアで広島の逆転ゴールとなったゴールがラストパスを出した際に倒れた柏がシミュレーションと判定されノーゴールとなったシーンが最たるものですが、そこに至るまでにも微妙な判定で、押せ押せになっていた勢いもあって抗議の度合いも勢いがあって、それが主審の心証を悪くしたんじゃないですかね...と自チームのことじゃないのでそう感じましたw

 

柏のはシミュレーションではあるのですが、ラストパス出しているのでね...それでファールと言われると自チームだったら怒りますねそりゃ。

 

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ACL準々決勝は8月下旬。

しばらくはリーグ戦に専念できます。

次節は6/30(日)ホームで迎え撃つ相手はまたも広島です。 

 

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