完敗でした。
2週間のJ1リーグ中断期間中にルヴァン杯があり、各国代表選手を抱えた札幌と、その間に試合のなかった仙台とのこの試合に向けた準備の差が如実に表れた試合だったといえます。
まあそれはわからなくはないのですが、そんなこと言っているようでは、目標としているACL出場が叶ったらどうするんですかね...
スタメンはJ1第25節神戸戦から2名変更。
菅、進藤に代わり、ルーカスフェルナンデス、早坂が入りました。
6日前のルヴァン杯準々決勝2ndレグ広島戦からは4名変更。
■総評
敗因はスタメン選びの失敗です
以上。
もうね、これに尽きると思います。
代表帰りのチャナティップ、鈴木武蔵を2シャドーでスタメン起用したことが結果的に失敗でした。
選手に責任がないことは前もって言っておきますが、2人とも試合開始から動きが重く、2シャドーとも動きが重たいことが札幌の攻撃の停滞を招き、ポゼッションはしているもののシュートすら打てないという前半でした。
下がって来てボールを受けても局面を打開できずに戻したり、囲まれてボールを奪われるチャナティップと裏抜けしてボールを受けてもすぐ奪われる鈴木。
2人ともコンディションに問題があったことは明らかで、コンディション見てスタメンに選んだことすら疑わしいほどで、これは選手の責任と言うよりはスタメンを選んだ監督の責任だと思うんですよね。
それでもチャナティップは悪いなりに尻上がりに調子を上げてきたように見えましたが、鈴木は変わらずで、途中交代させなかったのにも疑問符が付きますね...
交代と言えば、この試合では交代カードにも疑問符がありましたね。
後半頭から深井を入れて、宮澤を3バックの右に入れたまではまだよかったと思います。
早坂自体の出来は私的には悪くなかったと思うんですが、1点のビハインドでボールを動かせる人を増やして流れを呼び寄せるという狙いは理解できましたので。
問題はWBの白井に代えて、トップやシャドーでプレーするアンデルソンロペスを入れた2枚目ですね。
もう入れた瞬間に想像できてしまった通り、ジェイ、チャナティップ、鈴木、アンデルソンロペスを並べた前線は案の定渋滞を招いてしまい、個々のプレーエリアを狭めるだけでいいところなど何一つない交代でした。
アンデルソンロペスを入れるなら代えるのは鈴木でしたよね。
監督の気持ちになって考えると、仙台の出来の良さから常識的な采配では試合を動かせないと考えての敢えての禁じ手だったようにも感じましたが...ね。
それだけ仙台の良さが目立つ試合ではありました。
ありましたが、こういう試合を落としているようですと目指している高みまでの道のりはまだまだ遠いのかなと感じてしまいますね。
▼'32 松下(仙台) 北海道コンサドーレ札幌 0 - 1 ベガルタ仙台
🎦 ゴール動画
— Ｊリーグ (@J_League) September 14, 2019
🏆 明治安田生命Ｊ１リーグ 第26節
🆚 札幌vs仙台
🔢 0-1
⌚️ 32分
⚽️ 松下 佳貴（仙台）#Ｊリーグ#札幌対仙台
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中盤でボール奪われてからのショートカウンター。
ハモンロペスが粘り強くボールをキープして苦しい体勢からのシュートはクソンユンが弾いたものの、こぼれ球を押し込まれてしまいました。
よーく見ていただけるとわかるんですが、シュート決めた松下もそれほどスピード上げてゴール前に入って行ってるわけではないんですが、それよりも札幌の選手の戻りが緩やかでして...それじゃこぼれ球押し込まれちゃうよ(*´･ω･)(･ω･｀*)ﾈｰ
というお話でしたｗ
▼'50 荒野(札幌) 北海道コンサドーレ札幌 1 - 1 ベガルタ仙台
🎦 ゴール動画
— Ｊリーグ (@J_League) September 14, 2019
🏆 明治安田生命Ｊ１リーグ 第26節
🆚 札幌vs仙台
🔢 1-1
⌚️ 50分
⚽️ 荒野 拓馬（札幌）#Ｊリーグ#札幌対仙台
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個人的に、オフザボールの動きだったら代表レベルだと感じている荒野のJ1初ゴール。
ボール持った途端J2級になってしまうのが何とももったいないんですけどｗ
まあそれは置いときまして。
左サイド白井が切り込んでからチャナティップに戻し、右に出したところに走り込んできた荒野の右足一閃。
いやーこんなシュート打てるんだ(￣○￣;)
ってのが偽りなき心境ですｗ
▼'53 シマオマテ(仙台) 北海道コンサドーレ札幌 1 - 2 ベガルタ仙台
🎦 ゴール動画
— Ｊリーグ (@J_League) September 14, 2019
🏆 明治安田生命Ｊ１リーグ 第26節
🆚 札幌vs仙台
🔢 1-2
⌚️ 53分
⚽️ シマオ マテ（仙台）#Ｊリーグ#札幌対仙台
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ゲームとしてはこの1点が非常に痛かったですね。
同点に追いついてここから！って勢いを削ぐには十二分なタイミングでしたから。
私が勝手に名付けた、北海道コンサドーレ札幌名物セットプレーの緩さからの失点ですｗ
札幌は基本的にマンマークなんですが、この失点のように相手に固まってセットされると割と簡単に剥がされてしまう印象があります...
▼'85 ハモンロペス(仙台) 北海道コンサドーレ札幌 1 - 3 ベガルタ仙台
🎦 ゴール動画
— Ｊリーグ (@J_League) September 14, 2019
🏆 明治安田生命Ｊ１リーグ 第26節
🆚 札幌vs仙台
🔢 1-3
⌚️ 85分
⚽️ ハモン ロペス（仙台）#Ｊリーグ#札幌対仙台
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/SgCjuHUzJT
そしてトドメを刺された3点目もセットプレーの緩さから。
決められたハモンロペスのマークは鈴木武蔵。
今シーズンだけで何度目かわからないですよ...彼がマークを外されての失点。
まあすぐにはよくならないでしょうな...精進して欲しいものです。
私としては、札幌は2シャドー以外はそれほど悪い出来には見えなかったですね。
白井、ルーカスフェルナンデスの両WBも効果的に機能していましたし、ジェイがよくなかったように評価されているのは、2シャドーのフォローが期待できない状態でのロストが多かったためと思います。
次節は9/28(土)アウエーでの鹿島戦です。
この試合でイエローカードを受けた鈴木、ジェイが累積警告で出場停止となる苦しい状況ではありますが、2週間空きますのでしっかり準備して臨んでもらいたいものです。
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