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【2023 J1 第2節】鹿島アントラーズ 1 - 2 川崎フロンターレ 天国から地獄へ...まさかの逆転負け

 

スタメンは前節から変更なし。 

 

■ハイライト 

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■総評 

・思い通りの展開だった前半

・相手が10人になり勝利は目前...からのどんでん返し

・カウンターの怖さを出せなかったことが逆転負けの遠因となった

 

■感想 

またしても勝てませんでした...

 

リーグ戦では2016年11月のチャンピオンシップ準決勝以来となる勝利は最後の最後でするりと離れていきました。

 

早い時間に恩返し弾となる知念のゴールで先制し、その後は押し込まれる時間が続いたものの狙っていた守備の形がハマった格好で、相手にボールを持たせている雰囲気を醸し出していた前半はほぼほぼ思い通りの展開だったと思われます。

 

・相手の2センターには敢えてプレッシャー弱め

・中央のシミッチを鈴木優磨がマンマーク気味に付く

・それにより2センターからのボールの出どころを限定して追い込む

 

おおむねこういう狙いがあったように見受けられ、川崎はロングボール中心の組み立てとなり、小気味よいショートパスを繋いでくるいつものリズムが感じられない前半でした。

 

思い通りの展開とは感じつつも、時間を追うにつれ攻撃の時間が少なくなっていっているのが気になっていて、後半組み立てを工夫してきた相手に押し込まれることで全体に下がり目になって来て、その前のスペースを使われさらに押し込まれるという展開になっていきました。

 

組み立てをどう工夫してきたかですが、最終ラインでのビルドアップの人数を増やした(GKや両SBのどちらかが関わっての3~4人)ことで、鹿島がそれを潰そうと試み始めたことでスペースが生まれ、そのスペースを川崎が活かせるようになったという印象でした。

 

防戦一方になる前に追加点を取れていればもっと違う展開になったと思われますが、この試合ではカウンターの怖さを出すことができず、それが最後の最後での逆転負けの遠因になったように感じました。

 

カウンターの怖さを出せなかった要因、それはプレー選択が正直すぎて相手に読まれてしまったこと及びその精度がよくなく自らチャンスをふいにしてしまったこと、これに尽きるのかなと。

 

また、カウンターの怖さを出せなかったことで、相手が1人少なくなった後も最終ラインを1枚削ったままで戦うことを選択できたように見え、それが逆転負けに繋がったと私には見えました。

 

監督の采配や審判の判定に対する疑義が多く出ていますが、個人的には現時点での地力の差が最後の最後で出てしまったのかなと感じています。

 

かつて常勝と言われた鹿島アントラーズであれば、至高のウノゼロで難なく逃げ切ったところでしょうが、1人少なくなった相手に追いつかれひっくり返される、これが鹿島アントラーズの現在地なのです。

 

■得点シーン

 

右サイドでの崩しから最終ラインを経由してのサイドチェンジを受けた鈴木優磨のクロスに対してディフェンスの間に位置どっていた知念の首振りヘッドがゴール右隅に吸い込まれる。

隙を見逃さなかった鈴木優磨のクロスの精度もよかったんですが、知念のシュートが9割のゴールでしょうね。

 

 

シュート自体は見事なもので、それに繋がる家長のシュート性のパスも凄いの一言なんですが、CKを跳ね返した垣田のヘディングは何とかならなかったんでしょうか...

 

 

PKと判定されたシーンはハイライトに含まれています。

連続シュートの流れの最後で無人となったゴールへのシュートをブロックした荒木のプレーがハンド + 決定機の阻止で一発レッドと判定されました。

 

映像の角度だと微妙で肩に当たっているようにも見えますが、他で挙げられていた正面からの別映像を見ると肩よりも腕よりであったため、判定は妥当と私は感じました。

DAZNのジャッジリプレイで取り上げられると思います。

 

そして、最初の早川が止めましたが、これは恐らく早川の動き出しが早かった(蹴る前にゴールラインより前に出た)ためと思われます。

 

家長なら2回目は絶対取れない上目を狙ってくると思ってましたが、予想通りでした。

 

 

次節は3/4(土)アウエーでの横浜FC戦です。

 

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