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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

【2022 J1 第31節】北海道コンサドーレ札幌 4 - 3 川崎フロンターレ 壮絶な打ち合いを制し、残留争いから大きく抜け出す


スタメンは前節から1名変更。 

菅に代わり、荒野が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・互角に渡り合った上での勝利に大きな価値がある

・田中駿vsマルシーニョがカギになった

・3得点に絡んだルーカスフェルナンデス

・コンディションの良さが際立った前線2選手が勝負を決める

 

■感想 

聖地厚別で壮絶な打ち合いを制して、6年連続のJ1残留を大きく手繰り寄せるとともに、川崎フロンターレの三連覇の夢を打ち砕く逆転勝ちとなりました。

 

前後半あわせてアディショナルタイムが17分もあったことからもわかる通り、VARのチェックを要する判定が難しいシーンが多く、特に試合終盤は痛んだ選手待ちで試合が止まるシーンもあり、死闘ともいえる一戦でした。

 

試合を通して互角以上に渡り合った内容に勝利という結果が付いてきたことは大きな価値があるといえ、これまで多くの苦汁をなめさせられてきた相手との関係が新しい局面に来たことを感じさせましたかね。

 

両チームのスタメン、予想布陣を見て、カギになると思ったのはスピード、突破力に秀でたマルシーニョを田中駿がどれだけ抑えられるかという点。

得点に繋がる突破も許したことから満点とはいかないまでも、ほぼほぼ抑え込むことに成功し、それが拮抗した展開に持っていけた一つの要因かなと感じました。

 

攻撃面でのMVPは、文句なしで3得点に絡んだルーカスフェルナンデスでしょう。

 

この日も逆足となる左WBでの出場でしたが、中央にカットインしてと、よりゴールに近い位置でのプレーが増えることでフィニッシャーとしての良さが出るように感じています。

それが1点目と、2点目に繋がるPK獲得に出ていましたね。

 

そして、3点目のアシストは途中からポジションを変えた右WBとしてのもので、右サイドではクロサーとしての持ち味が出ていて、両サイドで別の色をチームにもたらすことができるルーカスフェルナンデスの活躍が勝利を大きく手繰り寄せたかなと。

 

 

話は少し逸れますが、札幌はここに来て再び怪我人が増えてきています。

怪我の程度は不明ですが、深井、宮澤に加え、前の試合スタメンだった菅、ベンチスタートだった福森、スパチョークもベンチ外。

 

苦しい布陣で迎えることになりましたが、出ている選手はみんなコンディションがよさそうに見え、それも勝利を手繰り寄せることができた一つの要因なのかなと感じていました。

この試合前半途中で負傷交代した荒野も、今シーズン一の出来に見えただけに、本人としても悔しかっただろうなと想像しています。

 

その中で勝負を決めたのは、ガブリエルシャビエルと小柏の2トップ。

ガブリエルシャビエルは加入後、スタメンで出ても60分ぐらいで交代することがほとんどで、スタミナに課題のある選手なのかなと思い込んでいたのですが、ここに来てフル出場する試合が増えてきていて、状態が上がってくればこれぐらいできるというところを見せてくれています。

 

チャンスメーカーの役割に加えて、ポジショニングもいいんでしょうね...と感じさせるゴールへの嗅覚そして、決定力のあるミドルレンジのシュートどれも一級品のそれで、この試合でも3点目となる同点ゴールに加え、どちらも微妙な判定でオフサイドとなった2ゴール含め、実質ハットトリック級の活躍でした。

 

そして、4点目となる逆転ゴールを決めた小柏。

シャビエルと比較すると...決定機を外し続け...最後に美味しいところだけ持っていった感はありますが、持ち味のスピードを活かして前線で起点になり続け、シャビエルとともにそれを繰り返すことで、それが相手最終ラインにボディーブローのようにダメージを蓄積させたことが土壇場での逆転劇に繋がったように感じました。

 

■得点シーン

 

PKを取られたシーンはハイライトに含まれています。

この試合数少なかったマルシーニョの突破を許したところが起点となって、フリックでディフェンスの間を抜かれたところをファールで止めたとの判定。

 

 

中盤金子のインターセプトからのショートカウンター一閃。

中央ルーカスフェルナンデスが興梠に出してのリターンパスは相手に当たるも跳ね返りを右足で流し込みました。

 

 

PKを取られたシーンはハイライトに含まれています。

自陣深くから浮き球が繋がってのロングカウンターな感じになりました。

裏を抜けたルーカスフェルナンデスが倒されてのPK獲得でしたが、相手の立場から見るとこれはもったいないファールでしたね...

確かに1対1の場面で残るはGKだけでしたが、ゴール方向からは離れる向きだったので、もっと我慢して粘り強く対応していれば...というシーンでした。

 

 

5分近くVARチェックに要したゴールシーン。

ハイライトに含まれている別角度の映像でようやく最後の知念の押し込みがゴールラインを越えているのが確認できるゴールでした。

この角度に映像がなかったらゴールとは認められなかったと思います。

 

 

札幌戦になると必ずゴールを決めて、札幌サポからは札幌絶対殺すマンと呼ばれている小林悠にまたも決められてしまいました...

この時点では負けを覚悟しましたが...

 

 

左サイド青木が粘ってからのサイドチェンジに逆サイドにまわっていたルーカスフェルナンデスがゴールラインぎりぎりからの折り返しにガブリエルシャビエルが下がりながらのヘッドで流し込む。

難しいゴールをいとも簡単に見えるように決めてしまうところにシャビエルの技術力の高さが垣間見えます。

 

 

右サイド田中駿からの逆サイドへの展開が起点。

キムゴンヒ貯めてからの楔に小柏ワンタッチ目でディフェンス振り切っての逆サイドへの流し込み。

 

リターンパス貰う気満々だったキムゴンヒと逆サイド駆け上がってきた中村がいいおとりにはなりましたが、小柏のワンタッチ目で勝負ありでした。

 

 

次節は10/8(土)ホームでの福岡戦です。

勝てば15位以上が決まります。

 

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