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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

【2024 J1 第30節】北海道コンサドーレ札幌 0 - 2 東京ヴェルディ 守備ブロックを崩せず連勝ストップ

 

スタメンは前節から1名変更。 

菅に代わり、馬場が入りました。

6日前のルヴァンカップ準々決勝2ndレグからは3名変更。

 

■ハイライト 

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■総評 

・狂ったゲームプラン

・なぜにパワープレーを選択したのか?

 

■感想 

次節がアウエー町田ということを踏まえると、ホームで何としても勝ち点3が欲しい一戦でしたが、J2からの昇格組ながら上位進出を窺える結果を残している東京ヴェルディに屈する結果となりました。

 

簡単な相手でないことはわかってはいましたが、圧倒的にボール支配するも相手の守備ブロックを崩せずに前半を終えます。

 

札幌は前半早い時間に、安定した守備と右サイドでの起点として3連勝の立役者の一人と言える高尾が負傷交代したことによりゲームプランが狂った印象で、ヴェルディの守備ブロックが強固だったことも踏まえても精彩を欠いたように感じました。

 

後半序盤は札幌がペースを握り決定機を作るも決められずにいると逆に少ない決定機をヴェルディに仕留められ先制を許します。

 

それでもこの攻撃を続ければ同点、逆転も十分イケたんじゃとうタラレバ話なんですが、後半になりシャドーで存在感を出していた青木を変えた辺りから雲行きが怪しくなってきます。

さらに70分に宮澤を投入すると、岡村を前線に上げて残り時間も十分にある中で、ペトロヴィッチ監督が決して好まないパワープレーに戦い方をシフトします。

 

なぜ残り時間も十分にある中でパワープレーを敢えて選択したのか?

 

想像するに、この日ベンチに入れたジョルディサンチェス、アマドゥバカヨコを生かすにはを考えたが末の選択だったように思え、それ自体は納得こそできませんが理解はできるかなと思うんです。

 

ただ、チームとして意思統一できたかと言えば、それは否で、前線の選手にも機動力を求め、マンツーマンディフェンスを基本とした戦い方をしてきたチームが、一朝一夕でできるものではないことは明らかで、ここに来てここまでの積み上げを、選手を信じられなくなったのかペトロヴィッチ監督よ...というのが正直な気持ちだったりします。

 

試合後の監督コメントからは鈴木武蔵を交代せざるを得なかったタイミングで選択した戦い方のようで、事前に仕込んだものではないとなるとそりゃ中途半端なパワープレーになってしまいますよね...

 

[ ペトロヴィッチ監督 ]
--後半途中から岡村 大八を前線に上げてパワープレーを敢行したが?
鈴木(武蔵)が少し足をつったような状態になり、交代をしなければならなくなった。その中で岡村を一番前に入れた。理由としてはリードをした相手がより内側を閉めて、ゴール前を固めてきた。なんとかしてそれをこじ開けなければならなかった。そのため、そうした戦い方をした。相手の最終ラインは非常に高さと強さがあるため、岡村が入ることによって、競り合いやポストプレーなど攻撃の起点になるような収まりが作れるかなという意図の下、そうした選択をした。自分たちが意図的に崩せるような展開が作れなければ、力でこじ開けにいくという意図だった。(ジョルディ)サンチェスや(アマドゥ)バカヨコといった選手に加えて岡村がいれば、クロスを上げて得点を奪いにいく。そういった狙いがあった。実際に岡村が競り勝つ場面は非常に多かったと思う。残念ながらセカンドボールを拾って押し込む状況は作れなかったが、放り込んだあとの混戦で早くセカンドボールを拾えていればゴールをこじ開けることができたと思う。
引用元

 

痛い星を落とし、残留圏との差を縮められず、次節アウエー町田戦は必勝が求められる状況になりました。

さらに大崎、荒野を出場停止で欠き、さらにこの試合負傷交代した高尾も恐らくは難しく、厳しい試合となるでしょう。

 

■得点シーン

 

札幌右サイドの裏を取られてからの折り返しは菅野の飛び出しで防ぎましたが、こぼれ球に対する出足で上回れての失点。

 

 

終了間際、ロングカウンターでトドメ刺される。

 

 

次節は9/21(土)アウエーでの町田戦です。

 

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