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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

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【2020 J1 第29節】横浜F・マリノス 4 - 1 北海道コンサドーレ札幌　狂いだした歯車...勝ちたいなら0トップとは決別すべし

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1か月前、初めて0トップを採用して快勝した相手に完敗を喫しました。

リーグ戦はこれで5試合勝ちなし。

狂いだした歯車を戻すには0トップとの決別が必要かなと私は考えます。 

 

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スタメンは前の試合から変更なし。 

 

■ハイライト 

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■総評 

・自分たちがやりたいサッカーを相手にやられた

・何も可能性を感じなかった前半、相手に怖さを与えていた後半

・0トップに決定的に足りないピースそれは...  

 

■感想 

1か月前の対戦で初お目見えした0トップで快勝した相手でしたが、前半45分で諦めざるを得ないほど何もさせてもらえませんでしたね。

逆に最終ラインのビルドアップからハードに寄せてきた相手に完全に主導権を握られ続け、いい守備からいい攻撃へという自分たちがやりたいサッカーを相手にやられてしまいました。

要因はいろいろあるのですが、まずは相手の良さから触れると。

マリノスは基本的に攻撃は3トップ+トップ下の4人に委ねていると感じているのですが、スピード、強さがあって決定力があるだけでも脅威なのに、みんながみんな守備もよくやるんですよね。

ここまで安定感抜群だった菅野をもってしても危ない場面が目立ったのは菅野のミスというよりも相手の守備がそれだけハードだったと見るべきかなと。

 

札幌は0トップが攻守に全く機能しませんでしたが、その要因としてマンマークの強化を上げたいと思います。

札幌の守備は以前からマンマーク気味なところがありましたが、0トップ採用でそれをより強く志向しだしたのかなと感じてまして。

(気づくまでに時間掛かりましたがｗ)

マンマークだと自分のポジション放り出してマークの相手についていくので、そこを周りの選手が埋めてというのをやりたいがために同じようなタイプの選手を揃える0トップをというのが超簡潔にいうと狙いなのかなと感じているのですが、この試合では相手に剥がされてというのを繰り返して、労多くして功少なしで機能せず。

守備を始めるラインも低めな感じで、それも機能しなかった要因かも。

(それは高温多湿のコンディションも考慮した上なので何とも言えんですが)

 

狙いとしては高い位置でボールを奪ってショートカウンターだったと思うんですが、マンマークの弊害で自分のポジションがあってないような状態ですから、まず起点作ろうにも誰がどこにいるのかと探さないとなので、守備から攻撃の切り替えに時間がかかってしまっている印象で、その間に相手も備えができて決定機までほとんどいけないと。

 

0トップ自体を否定するわけでは全くないのですが、例年にない過密日程の真夏の盛りに運動量が果てしなく要求されるこの戦術を新たに採用するのかというタイミングの問題と、そもそもこの戦術に欠かせないピースが足りないのではと感じていまして。

足りないピースが何かと申しますと、守備から攻撃への切り替えに合わせてスプリントできるスピードに秀でていたり、前線で起点になれる強さを持った選手で、マリノスで言うとジュニオールサントスや前田ですが、札幌で言うと、先日ベルギーへ旅立って、この戦術を取り組むきっかけとなった鈴木武蔵だというのが何とも皮肉だなあと思うわけです。

 

彼ほどのスピードはありませんが、アンデルソンロペスやドウグラスオリヴェイラでもそのピースは埋めれる可能性は大いに秘めていると思います。

0トップは前半で諦めて、後半はこの2人の2トップにしたわけですが、得点の香りを微塵も感じなかった前半に比べると後半の方が明らかに得点の香りがし、相手に怖さを与えているように感じました。

ストライカータイプらしいゴールへの意欲、推進力が2人には感じられ、それを感じさせる選手が前半はピッチ上にはいなかったのがその要因で、札幌はマリノスのように、やりたいサッカーに合わせた選手を揃える資金力はありませんので、いる選手に合う戦術を考えるべきで、ジェイも加えてストライカータイプの選手を生かせるような従来のサッカーの方が勝つためには必要だと思うわけです。

 

■得点シーン

 

寄せに多少の甘さはあるにせよ、この位置からあれだけ強烈なシュートを打たれてしまっては相手を褒めるしかないですよね┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ

柏から期限付き移籍してきたジュニオールサントスですが、何でこんないい選手を埋もれさせてたんですか柏さん... 

 

 

素早く入れたスローインにしてやられた2失点目。

完全に狙ったプレーですし、素早くボール入れたことで準備できていなかったのが敗因です。 

 

 

試合を通してほとんどショートコーナーで、直接入れてきたのはこれが初めてじゃないですかね...ってCKからの失点。

普通CK跳ね返したら機敏にラインを上げると思うんですけど...上げてない選手がいてオフサイド取れずに失点。

菅くん...君ですよ。 

 

 

3点ビハインドで前掛かりになってましたからこれはしょうがないですね... 

 

 

4点リードしているのに、こんな簡単に裏取らしてくれるなんていいチームやね...マリノスさんｗ

後半頭から入ったドウグラスオリヴェイラ、アンデルソンロペスともにいい出来で、次はぜひスタメンから使って欲しいものです。

こんなに動けるのに使ってもらえなかったら、普通はふてくされるものですよ... 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次の試合は2試合続けての中二日。

8/29(土)ホームでの名古屋戦です。

 

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