ついに勝ち切りました。
これまで何度もボコボコにされ、土俵際まで追い詰めた昨年のルヴァンカップ決勝ではPK戦の末に敗退。
リーグ戦では一度も勝ったことがない川崎フロンターレ相手の初勝利は今シーズン苦しみながら積み上げてきたサッカーで成し遂げたもので、実りの秋がやってキタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! ! !と叫ぶに相応しい完勝でした。
スタメンは前節から3名変更。
アンデルソンロペス、ドウグラスオリヴェイラ、白井に代わり、チャナティップ、金子、荒野が入りました。
■ハイライト
■総評
・首位独走のチーム相手に完勝
・後は決めるだけだった前半
・勝負を決めたのはストライカーの決定力
・ゲームを締めた菅野すげーの
■感想
勝つにはこれしかない!という思い通りの展開に持ち込めたことが最大の勝因ですね。
前節から中二日ということで、アンデルソンロペス、ドウグラスオリヴェイラといった二人のストライカーを切り札としてベンチに残し、スタメンはちびっ子大作戦と私が揶揄している機動力に優れたメンバーで臨み、今シーズンこれまで苦しみながら取り組んできたオールコートマンツーマンとも言うべきハイプレスで、ここまでわずか1敗と首位を独走している川崎フロンターレに何もさせませんでした。
前線からのハイプレスで攻撃の形を作らせずと、極々簡単に言えばこれに尽きるんですが、この日の札幌が優れていたのは寧ろボールを奪ってからの攻撃。
手数ばかり掛けてシュートの譲り合いのような場面ばかりが散見されたこれまでの姿が嘘のようにシュート意識高く、相手に怖さを与える攻撃でした。
中でも怖さを与えたのは久しぶりにスタメンに戻ってきたチャナティップですかね。
持ち前のキープ力以上に前を向いた時にゴールへ向かっていく姿は、昨年のルヴァンカップ決勝で谷口の退場を誘った時のような迫力を感じさせました。
そして両WBの金子、ルーカスフェルナンデスもよかったですかね。
右利きのルーカスフェルナンデスが左、左利きの金子が右と、利き足とは逆のポジションでしたが、それにより中に切り込んでとゴールに向かう場面が多く見受けられたように感じ、それが攻撃の迫力を出させていたのかなと。
元々、右足もそこそこ使える金子は右サイドが多かったので、彼を活かすのに器用なルーカスフェルナンデスをたまたま左に置いただけなのかもしれませんが、この配置がいい方向に働きました。
ということで、あの川崎相手にボール支配率も6:4なぐらい押し込んでいて、ホントに後は決めるだけだったのですが、ここがストライカータイプの選手がいないことの泣き所で、決めれるときに決め切らないと逆にあっさりやられるいつもの展開になるのかな...(((( ;゚д゚)))アワワワワしながら試合を観ておりましたw
後半も出だしこそよかったものの、50分ぐらいから押し返され加減になって来て、足が止まってきた感じがありましたから、アンデルソンロペス、ドウグラスオリヴェイラの投入がもう少し遅かったら守備が決壊していた可能性がありましたので、タイミングとしては絶妙でしたよね。
投入後わずか1分での先制点は出来すぎたシナリオで、運もあったのかなとは思いますが、アンデルソンロペスという生粋のストライカーだからこそ決めれたでしょうし、そもそも彼そしてドウグラスオリヴェイラが入ってなかったら、駒井がボールを奪った時点で前に選手はいなかったと思います。
そして間を置かずの追加点で勝負を決定づけましたね。
1点差だったらどうにでも転びえますが、2点差ということがチームにいい意味での余裕が生まれ、しっかりブロックを作っての守りができたのかなと。
それでも菅野のビッグセーブがなければ追いつかれるぐらいはあったかもしれませんね。
■得点シーン
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) November 3, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第26節
🆚 川崎Fvs札幌
🔢 0-1
⌚️ 62分
⚽️ アンデルソン ロペス(札幌)#Jリーグ#川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/PiupXFX8JB
値千金の先制ゴールは前線からのマンツーマンディフェンスからのショートカウンター。
後ろの下げさせた時点で4-4の数的同数の局面を作り、駒井がボールを奪い切った瞬間に走り出したアンデルソンロペスがついてきた谷口を抑えつつ左足で流し込むと。
これぞストライカーの得点と言うべきゴールでしたね。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) November 3, 2020
🏆 明治安田生命J1リーグ 第26節
🆚 川崎Fvs札幌
🔢 0-2
⌚️ 65分
⚽️ 荒野 拓馬(札幌)#Jリーグ#川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/slnHCoLHnT
こちらは中盤で3-2という数的有利を作って奪い切ってからの鮮やかショートカウンター結実。
3-2の数的有利の中央をアンデルソンロペスが突き進んでから左サイドドウグラスオリヴェイラに引き付けてからの逆サイド荒野押し込むと。
お手本のような崩しでの追加点で勝利を大きく手繰り寄せました。
■採点
次節は11/14(土)ホームでの鳥栖戦。
その前に先行開催される第33節が控えています。
11/11(水)アウエーでのFC東京戦です。
↓ランキングに参加しています