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【2021 J1 第6節】北海道コンサドーレ札幌 3 - 4 ヴィッセル神戸 3点のリードを守り切れず悪夢の逆転負け

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スタメンは前節から1名変更。 

深井に代わり、チャナティップが入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・あってはならない逆転負け

・ベンチワークが敗因の一つ

・とは言えピッチ内での修正力も欲しい

・ 随所に脆さを見せた中野小次郎

  

■感想 

後半立ち上がりすぐにアンデルソンロペスがハットトリックとなる3点目を決めた時点で、

 

よし!今日は勝ったなψ(`∇´)ψ 

 

と思った方は多いことでしょう...私もそうでしたw

外で観ている我々でもそう思うぐらいですから、ピッチ上の選手がそう思ったとしても不思議ではないでしょう。

それでも当然のことながらプロですから、サッカーの試合で3点のリードを守り切れずの逆転負けが如何にあってはならないことなのかを考えて欲しいところです。

 

こうなってしまった要因を考えていくと、後半立ち上がり1分にならない時間帯での3点目が分水嶺だったのかなと。

リードが3点に広がったことで、選手にも気持ち的に安心感が出たんだと思います。

前の試合から中二日で入れ替えが1名のみで体力的にも厳しく、疲れが一気に出てしまったんじゃないかと。

 

それがプレーの緩さに繋がり、失点しても一度緩んだ気持ちはそうは簡単には戻らないという中で失点を重ねての逆転負けは必然とは言えず、運の要素も当然あるんですが、ベンチワークの拙さも敗因の一つと言えると思うんです。

 

怪我人が一気に出て、やりくりの難しい状況の中で、前の試合から中二日という過酷な日程で、選手の動きは立ち上がりからあまりよくないように感じました。

その中で一時は3点のリードを奪えたのは神戸の出来もあるにせよ、選手の頑張りあってのもので、早い段階でフレッシュな選手を入れてリードを守り切る戦い方のシフトすべきだったように思いました。

まあ、ペトロヴィッチ監督にそういう後ろ向きなベンチワークができていたら、いい悪いどちらの方向かはわかりませんが、違ったタイプの監督になっていたでしょうから、ないものねだりだということはわかってるんですが、あれだけ一気に動きが落ちたチームに対して打った交代カードは怪我明けのチャナティップの交代のみというのはさすがに...ね。

 

素人考えなのは百も承知でいうと、中島を入れて前線からの守備を強化しつつセカンドボールをアンデルソンロペスや金子に狙わせる手をあるでしょうし、中盤でボールを落ち着かせられる中野(嘉)や小野を入れることもできたでしょうし、同点にされた後に行われた菅→青木への交代をもっと早く打てていればとも思いました。

 

とは言え、ピッチ上の選手たちに責任がないかと言ったらそれは否で、強いチームほどピッチ上での修正力に長けているもので、ACL出場をホントに目指しているのであれば、こんなに簡単にやられてしまっては困るんですよね┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

そして個々の選手を見ていくと、大卒ルーキー中野小次郎が随所に見せた脆さを敗因の一つに上げざるを得ません。

 

恵まれた体格とビルドアップ力に長けた的確なフィードが持ち味の大卒ルーキーですが、この試合では時折見せるキックの弱さだったり、裏抜けのパスに対する判断の遅さだったりと、随所に脆さを見せて、失点につながる場面もありました。 

 

フィードに関しては確かに言うだけのことはあるな...という正確さだとは思うんですが、そのフィードでも見られた判断の遅さがプロのレベルで見ると命取りになるのかな...と裏抜けのパスに対して明らかにワンテンポ遅れてしまう場面が繰り返されるのを見て感じた次第です。

 

持っているポテンシャルには疑いようのない素材ではありますが、現時点では粗さというか脆さが目立つ中野小次郎。

我慢して使い続けることで成長を促すのか、スタメンから外し、菅野などとの競争の中で成長を促すのか、私としては後者の方がいいように思いますが、ペトロヴィッチ監督がどちらを選択するか、興味深いところです。 

 

■得点シーン

 

ハイライトには含まれていますが、PKを獲得したのはルーカスフェルナンデスのカットインから。

この場面以外にもこの試合で一番の動きを見せていましたよね、ルーカスフェルナンデス。

にしても、アンデルソンロペスはPK職人の名に相応しいですよね!

外したの見たことないです。 

 

 

前半ラストプレーで獲得した2つ目のPK。

こちらもハイライトに含まれていますが、ルーカスフェルナンデスからの対角線上に蹴られたFKをトラップした福森の次の動きを神戸ディフェンスが手で止めてしまったという判定だったと思います。

福森のトラップがハンドの可能性があり、VARチェックが入りましたが、ギリギリ肩だったんですかね...

 

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3-0となるアンデルソンロペスハットトリックのゴール動画はtweetされていません...tweet内容と動画が不一致な誤ったゴール動画がtweetされ、削除&再tweetされたようなんですが、その流れで漏れてしまったようです... 

 

ハイライトには含まれていますのでそちらを見ていただきたいんですが、キックオフの流れからのゴールでしたね。

キムミンテのフィードのこぼれ球を拾った福森→チャナティップアンデルソンロペスまでワンタッチ、アンデルソンロペスは右のルーカスフェルナンデスに展開からダイレクトで中に折り返したのがよかったですね。

神戸ディフェンスの準備が間に合っておらず、グラウンダークロスを受けたアンデルソンロペスはワントラップ&シュートまで完結できるスペースがありました。

 

 

4点目もそうなんですが、サイドを抉られたときに山口蛍がいたようなペナルティーエリアの外よりを空けてしまったことが失点に繋がっています。

まあ山口蛍のシュートも上手いです。 

 

 

田中のバックパスが弱いところを古橋に狙われましたね...

田中としてはそこに中野小次郎がいるはずと思ったのかもしれませんが、出すのを古橋が完全に狙ってましたので...そこが見えてなかったようですね。

後半開始10分ちょいで1点差に追いつかれたこのゴールが、ゲームの流れとしては一番影響ありましたね。 

 

 

裏抜けのパスに対して、ワンテンポ飛び出しが遅れた中野小次郎が相手を倒してPK判定となりました。 

4点目もそうですけど、GKからのフィードから簡単にやられてしまっていて、完全に疲れ果てていてプレー判断がおかしくなっていたことを伺わせます。 

 

 

3点目と同じくGKのフィードから簡単にやられ、1点目と同じようにサイドを抉られてエリア内で空けてしまったスペースを突かれるというのが決勝点となりました。

それでも山口蛍じゃなかったら決められないでしょうね...ってぐらい難易度高いシュートかと思いますよ。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

日本代表の活動のため、J1は2週間の中断期間に入ります。

次節は4/3(土)アウエーでの福岡戦です。

中断期間中にルヴァンカップがあります。

3/27(土)アウエーでの鳥栖戦です。

 

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