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鹿島アントラーズサポーターであり北海道コンサドーレ札幌サポーターな人間です。

【2021 J1 第13節】徳島ヴォルティス 1 - 2 北海道コンサドーレ札幌 ジェイ投入で前線での圧力を強め、狙い通りの逆転勝ち

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スタメンは前節から2名変更。 

ジェイ、チャナティップに代わり、小柏、深井が入りました。

4日前のルヴァンカップ鳥栖戦からは5名変更。

 

■ハイライト 

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■総評 

・見せ場なかった前半、その要因は

・活かせなかった小柏

・前線での圧力を強めたことで試合を動かした後半

・信頼を積み上げてきた新戦力 

  

■感想 

前半終わった段階では、全く良くなる要素なかったんですが...という見せ場皆無の45分でした。

徳島も、新監督が来日してからリーグ戦での勝ち星なしというのにも納得な出来に見えましたが、出来の悪さでは札幌の方が上回ってましたねw

 

ペトロヴィッチ監督は前半の出来の悪さの要因を、札幌との気温差に求めていました。

 

[ ペトロヴィッチ監督 ]
札幌市から来たわれわれにとっては、ハワイのホノルルに来たような気温差がありました。しかし、バカンスに来たわけではありませんから、「しっかりと仕事をしよう」と選手には話をしました。とはいえ、試合が始まると、バカンスに来てしまったような展開になってしまいました。
(中略)
ハーフタイムに厳しい言葉を選手にかけました。サポーター、クラブのためにもっとやらなければいけない、と。そして選手たちはそこからハードワークしてくれたと思います。
https://www.jleague.jp/match/j1/2021/050905/live#coach

 

ペトロヴィッチ監督らしい、なかなか皮肉めいた言い方ですねw

時折アップになる選手の顔からもきつそうな雰囲気が伝わってきましたが、監督の言葉からは体力面より暑さに気持ちがついてこなかった的な感じなんでしょうか。

 

私的には暑さ要因よりは、チャナティップがいなかったことで攻撃の起点が作れなかったことが大きかったのかなと思っておりまして。

 

加えて、前線で相手に怖さを与える存在として期待された小柏がさっぱり活きなかったのも要因としてあるのかなと。

小柏の方は、対面したカカがスピードと強さを兼ね備えた手ごわい相手だったのが大きくて、単純に力負けな感じもしていますが、怪我明けでコンディション的にまだ万全じゃないのかもしれません。

 

そして、最近よく申し上げている通り、駒井自身に責任はないんですが、やっぱり駒井の適正はボランチなのかな...と感じてしまって、シャドーもこなせなくはないんでしょうが、相手へ与える怖さという点で劣ってしまうのかな...と、この試合で最終ラインに外国籍選手を揃えた相手だと、なおさらそう感じてしまいました。

 

後半頭からジェイを投入したことで状況が好転しましたよね。

前線に起点ができ、前半は起点作りとゴールへ向かうプレーそして前線からの守備と要求過多過ぎたアンデルソンロペス負担が軽減し、ゴールへ向かうプレーに集中できるようになったという流れ。

 

そしてジェイが入ることで前線での圧力が増したことが相手の体力を徐々に削っていき、それが逆転ゴールに繋がった相手最終ラインでのミスを誘ったと思うんですよね。

 

怪我人が多い中で、徐々に存在感を増してきているのが、岡村、柳、青木という新戦力。

この試合でも逆転後に立て続けに投入され、逃げ切りに貢献しました。

岡村は強さと速さを兼ね備えた3バックの中央を任せられるタイプと見ていて、戦術理解が進んでいけばという期待もありますし、セットプレーでの得点力も発揮してくれると思います。

 

柳は3バックの右が適正ポジションかと見ていたのですが、今のところWBでの起用が多いようですね。

リードしている場面での守備固めの要素が大きいのかなと思ってましたが、最近はそれ以外での起用も増えてきて、今一番監督の信頼を積み上げてきている選手なのかなと感じています。

 

そしてルヴァンカップで素晴らしいゴールを決めた青木も、左WBとして投入されたこの試合で、攻撃時間を作ることで逃げ切りに貢献して、チームにも適応してきている印象で、これから出場時間を増やしてくるんじゃないかなと見ております。

 

これで怪我人が戻ってくれば層も厚くなってくるんじゃないかなと。

 

■得点シーン

 

CKからの失点。

ファーで折り返され中央で押し込まれると。

まあセットプレーのお手本のようなゴールですよね。

ゴールに背を向けている状態で、ヒールで流し込むというシュート自体は素晴らしいと思うんですが、そもそも相手のターゲットである垣田に誰もマークについていないという方が問題ですよね... 

 

 

中盤でのせめぎ合いを制してのショートカウンター一閃。

サイド駆け上がった福森からのクロスをジェイがファーで折り返して中央アンデルソンロペス押し込む。

ジェイが折り返しを意識して、中央からファー寄りに走り出したのを福森がちゃんと見てましたよね。

アンデルソンロペスも難しいボールをよく押し込んだと思います。

 

 

相手ゴールキックを跳ね返したボールをジェイがよく追いかけたことが相手ディフェンスのミスを誘いましたね。

GKのワンタッチ目が大きくなったのを見逃さなかったアンデルソンロペスがボールをかっさらい豪快に叩き込みました。

アンデルソンロペスは、これでリーグ単独トップとなる11ゴール目。 

 

■採点 

www.soccerdigestweb.com

 

次節は5/16(日)アウエーでの川崎戦。

昨秋の再現なるか?怖くもあり楽しみもありな一戦ですね。

 

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